「エルヴィス」オースティン・バトラー、トム・ハンクスとの役作り明かす

「エルヴィス」に出演しているオースティン・バトラーのコメントが到着した。

本作は“キング・オブ・ロックンロール”ことエルヴィス・プレスリーの伝記映画。プレスリーがスターになるまでの伝説の裏側と、マネージャーを務めた“パーカー大佐”ことトム・パーカーとの関係が描かれる。バトラーがプレスリー、トム・ハンクスがパーカーを演じた。

コメントは、バトラーがハンクスについて語ったもの。「初めて会ったときに大きなハグをしてくれて、僕を安心させてくれました」と出会いを振り返る。また撮影中は同じアパートに滞在していたそうで、「撮影を始めるとき、トム（・ハンクス）は僕に手紙とタイプライターをくれました。差出人はトム・パーカーで、手紙の書き始めは『マイ・ボーイ』でした。彼はパーカーになりきって、3ページの手紙を僕宛に書いてくれたのです。 そこには『僕たちは、これからこのタイプライターで手紙のやり取りをしてコミュニケーションを取ってゆくんだ』と書かれていました」と明かし、「僕はエルヴィスとして彼に返事を書くと、また別の手紙がパーカーから来る。そうして関係を掘り下げていきました」と述べた。

「ムーラン・ルージュ」「華麗なるギャツビー」のバズ・ラーマンが監督を務めた「エルヴィス」は7月1日より全国でロードショー。