板谷由夏がホームレス演じる「夜明けまでバス停で」公開、監督は高橋伴明

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板谷由夏の主演作「夜明けまでバス停で」が10月8日に公開される。

「夜明けまでバス停で」

「夜明けまでバス停で」

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梶原阿貴が脚本を手がけ、高橋伴明が監督を務めた本作は「社会的孤立」を描く物語。板谷演じる主人公・北林三知子は昼はアトリエで自作のアクセサリーを売り、夜は焼き鳥屋で住み込みのパートとして働いていたが、コロナ禍により仕事と家を失う。新しい仕事はなく、ファミリーレストランやマンガ喫茶も閉まっている。途方に暮れる三知子の目の前に佇んでいたのは、街灯に照らされるバス停だった。誰にも弱みを見せられない彼女は、バス停で寝泊まりするホームレスとなる。

高橋は「世の中は醜い怒りの種を増殖するばかりである。『光の雨』から20年、監督デビューから50年、何のヒネリもなく、そのままに『怒り』を吐露しても、もういいのではないだろうか」とコメントしている。

「夜明けまでバス停で」は東京・K's cinema、池袋シネマ・ロサほか全国で順次公開。

高橋伴明 コメント

子供の頃からずっと何かに対して怒っていた気がする。映画屋になってからも「怒り」が映画を創る原動力だった。ストーリー上での状況、登場人物のキャラ、セリフ……想定した敵と怒りを持って戦かってきた。それは「光の雨」まで続いたが、ある想いに至り怒りを封印する忍辱行に勤めることにした。ところがどうだ、世の中は醜い怒りの種を増殖するばかりである。「光の雨」から20年、監督デビューから50年、何のヒネリもなく、そのままに「怒り」を吐露しても、もういいのではないだろうか。

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(c)2022「夜が明けるまでバス停で」製作委員会

読者の反応

中井 圭 @nakaikei

我らが板谷姐やんの新作です。どんな仕上がりになっているでしょう。タイミング合えば姐やんに取材したいな。 https://t.co/VVnz3qCNse

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