実在する刑務所で撮影されたフランス映画「
1985年にスウェーデンの俳優ヤン・ジョンソンが体験した実話をベースにした本作。ワークショップの講師として服役囚に演技を教えることになった俳優エチエンヌが、くせ者ぞろいの囚人たちと舞台「ゴドーを待ちながら」を作り上げるさまが描かれる。「アルゴンヌ戦の落としもの」の
予告には「ゴドーを待ちながら」を演目に選んだエチエンヌが受刑者たちに向かって「負け犬たちが明るい未来を望む話だ」と語る姿も。茶化すばかりでまともに相手をしなかった参加者たちは、次第にエチエンヌの情熱にほだされ稽古に奮闘。高評価を受けた彼らの舞台が、大劇場であるパリ・オデオン座で上演される様子も確認できる。
予告とあわせてとクールコルのインタビュー映像も公開。フランス映画祭2021 横浜の会場限定で上映されたもので、クールコルは製作のきっかけや刑務所での撮影の苦労、本作に込めた思いなどを語っている。
「アプローズ、アプローズ!囚人たちの大舞台」は7月29日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国で公開。
Tani Toshiko, Ph.D. 谷俊子 @TaniToshiko
服役囚の「ゴドーを待ちながら」が大舞台へ
「アプローズ、アプローズ!」予告解禁
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