本作はとある日本の集落・霞門村(かもんむら)を舞台に、母親が抱える借金の返済に追われながら行き場のない苦悩を抱える片山優の姿を描いたヒューマンサスペンス。神秘的な薪能の儀式が行われる近くの山には、巨大なゴミの最終処分場がそびえ立つ。村のゴミ処理施設で働く優は、過去のある事件によって周囲にさげすまれながら、もっとも憎むべき相手の下で不法な労働に手を染めていた。しかし優の人生は、幼なじみの美咲が東京から戻ったことをきっかけに大きく動き出す。
企画・製作・エグゼクティブプロデューサーは「新聞記者」「ヤクザと家族 The Family」「空白」などを手がけてきたスターサンズの河村光庸。河村から「村社会」というテーマを与えられた藤井が脚本を執筆したオリジナル映画となる。
藤井と通算5度目のタッグを組んだ横浜は「監督が何度も何度も書き直しされていた、愛のある最高な脚本です。日々の辛い状況から逃げたくても逃げられない。我慢しか出来ない青年を生き、身も心も削られましたが、彼の変化を楽しみにしていただきたいです」とコメント。藤井は「事なかれ主義、同調圧力、慣例や秩序。とても難しい題材でしたが、今、僕らの周りに起きていること、感じたことを気負わずに書きました。横浜流星という俳優の進化と、素晴らしいキャスト、スタッフの技が詰まった観たことのない映画になっていると思います」と語っている。
「ヴィレッジ」は2023年に全国で公開。
横浜流星 コメント
藤井監督との出会いは、今から7年前の映画の打ち上げでした。その後お互い先の仕事が決まっておらず、頑張りましょうなんて話していた矢先に「青の帰り道」でご一緒することができ、その後も定期的に作品を一緒に創り、今回長編で主演を務めさせて頂きます。とても感慨深いです。
藤井監督が何度も何度も書き直しされていた、愛のある最高な脚本です。日々の辛い状況から逃げたくても逃げられない。我慢しか出来ない青年を生き、身も心も削られましたが、彼の変化を楽しみにしていただきたいです。
今まで見た事の無い作品になっていると思いますし、とても考えさせられる内容になっています。公開は来年です。お楽しみに。
藤井道人 コメント
横浜流星と出会ってもう7年になります。お互い、全く売れていない頃からお互いを鼓舞し合って切磋琢磨してきた同志です。そして今回、流星の主演映画を監督出来ること、とても嬉しく思っています。河村プロデューサーからの今回のお題は「村社会」でした。事なかれ主義、同調圧力、慣例や秩序。とても難しい題材でしたが、今、僕らの周りに起きていること、感じたことを気負わずに書きました。横浜流星という俳優の進化と、素晴らしいキャスト、スタッフの技が詰まった観たことのない映画になっていると思います。是非来年の公開を楽しみにしていてください。
河村光庸 コメント
「村」。その集落構造はまさに日本社会の縮図と言えるでしょう。有力者(もしくは象徴的存在)を頂点とした序列の下、集団としての秩序が保たれ、表面的には穏やかな社会に見える。しかし、内在的に抑圧されていることに多くの人は気付かず、一方、そういった閉鎖的な集団に疑念を持ち、はみ出さざるを得ない人間がどんどん異形になっていく事で、社会的混乱が増幅してゆく…。このテーマは、あなたとあなたの周りに起きている物語なのである。この映画は藤井監督と制作したかつての2作品(「新聞記者」「ヤクザと家族 The Family」)とはまた違う人間集団のディープな物語になったと思います。皆さんは恐らくこの映画が完成した時に驚愕することでしょう。監督率いるキャスト・スタッフのスクリーンからあふれ出る熱量、そして、未だかつて観たことのない映像に…。
Chiaki @ Dorama World ドラマワールド @doramaworld
Yokohama Ryuusei to star in new movie "Village" showing in 2023; the story is set in a village named Kamonmura where a young man Katayama Yu leads a tough life having to repay his mother's debts, working at a large rubbish processing factory and...
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