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神尾は本作について「この作品では4人の大学生が恋の定義について意見を交わしていきます。基本会話劇なんですが、テンポがよくて本当に面白いんです。西条は自分の特異体質に嫌悪感を抱いていて、そのせいで恋から遠ざかっている役。劇中と今日の僕の雰囲気はかなり違うと思います(笑)」とコメント。西野は「北代は西条に恋をしているんですが、彼からは『光っていない』と言われているキャラクターです」と述べ、自分自身の話し方が北代に反映されていると明かした。
現場の雰囲気を尋ねられた神尾が「七瀬ちゃんのほうが歳上なんですが、空気感が近い感じがして。こっちも気を使わずに現場にいられました」と答えると、西野も「同じです。歳下の男の子にどう接しようかと思ったのですが、年齢差を感じず楽でした」と回想する。実は小林からのある提案で距離が縮まったそうで、小林は「ラブシーンのときに使う演技メソッドをやってもらいました。2人で3分間見つめ合って、それぞれ架空の過去を話していくんです」と説明。西野も「それが終わったあとに私から『タメ口で話していい?』と言って、神尾くんも『そうしよう』と」と振り返った。
役作りに関する質問が飛ぶと、小林が「神尾くんは役とずっと会話しているような感じでしたね」と回想し、神尾は「ずっと向き合ってないと、この感覚がいつなくなるかわからないって思ったんです」とうなずく。また地声で役を演じたという西野は「最初は違和感があったんですが、やっていくうちに監督から『よくなってるよ』と言っていただけました」と笑顔を見せた。
物語の大きなテーマである“恋の定義”について、神尾は「取材で聞かれすぎて見失いました。その日によって言ってることが違う」と笑いつつ、「今日の答えは『好意の延長線上にあるものが恋』です」とコメント。西野は「会ってなくても相手を考える時間があること。おいしいものを食べたり、きれいなものを見たらシェアしたいなと思う気持ちですかね」と答える。
イベントの最後には「気付いたら目で追っているのは恋?」「その人の夢を見たら恋しているってこと?」「一緒に映画を観たくなるのは恋?」といったジャッジ企画も行われ、登壇者は楽しげに意見を交わし合っていた。
「恋は光」は6月17日より全国ロードショー。
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Completion screening event of new movie "Koi wa hikari" at Nissho Hall on 16 May 2022 - Kamio Fuuju & Nishino Nanase; showing from 17 Jun 2022
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