落語家・
本作の主人公は、長年コンビを組んでいた従業員の工事中の事故死によって、営んでいた電気工事店を畳んだ周介。父・啓吉のもとに身を寄せた周介は事故の真相を秘めたまま、死んだ従業員の母・冴月の世話を焼くが、彼女は打ち解けない。そんな中、姉の活美が営むよろず代行屋に拾われたことから、さまざまな困りごとに投げ込まれる周介。心の痛手に苦しみ、助けを必要とする人々に活を入れられながら、次第に周介は立ち直りの兆しを見せ始める。
たい平が周介、
脚本、監督、編集を担当した
「でくの空」は7月29日より埼玉のユナイテッド・シネマ ウニクス秩父、8月12日から埼玉のユナイテッド・シネマ ウニクス上里で先行上映。8月26日に東京・アップリンク吉祥寺で公開される。
島春迦 コメント
わたしは小学1年の夏休みから高校を卒業するまで種子島で過ごしました。子どもの頃は天の川を見上げながら屋外の五右衛門風呂に入り、島の南に宇宙センターがあったので打上時は授業を中断して屋上からその航跡を追いました。空には広がりとともに果てしない奥行があることを体感し、そのせいか人をあまり大きく捉えすぎない物語に真実味を覚えます。自我が大きくなればなるほどこの世で見落とすことや苦しみが増えるのではないか、そういうことを考えて「でくの空」を書きました。
たい平さん、真実さん、ペーさん、そして実は結城さんも、カメラが回っていないときはいつも冗談を言いあって笑い転げていました。彼らがふと見せる影はコントラストのせいなのか濃く、人物像にその落差を活かしたいと思いました。
寄居や秩父など埼玉北西部の景観は、荒川の流れによって動的なものになり、特に水かさが増したときに一体感が強まります。盆地で海なしでも閉塞感はなく、明るい里山が連なり田畑が広がる地域です。都心から90分足らずのところにまだ「里」と呼べる一帯があるのは奇跡に思え、そういう景色もご覧になっていただけたらと思います。
林家たい平の映画作品
リンク
村田綾 @murata_aya
昨年、撮影に参加させて頂いた♪
映画『#でくの空』(@dekunosora)が、今夏に公開されます🎬✨
■7月29日(金)〜
ユナイテッド・シネマ ウニクス秩父
■8月12日(金)〜
ユナイテッド・シネマ ウニクス上里
■8月26日(金)〜
アップリンク吉祥寺
大好きな島監督の温かい作品🎥💕
是非❗️劇場でご覧下さい🥰 https://t.co/QLzB0Ki73T https://t.co/9Clgvfqr3Z