広瀬、松坂によると李は「準備のための環境や時間を用意してくれ待ってくれる」のだという。広瀬は、映画では描かれない“再会までの15年”をつかむため、文と出会った公園、文のアパート、事件後に預けられた児童養護施設といったロケ地を見学した。「役者同士の関係性が、本当に人として情を持ち合える関係性に近付くまでに必要な時間を(李が)設けてくれた」と振り返る。
また松坂は「カフェを営む文を思いながらひたすらコーヒーを淹れる練習をしたり、幼い更紗と過ごした撮影用のアパートの部屋で寝泊まりしたり、離ればなれの15年を想像して日記を書いてみたりした。俳優が役作りのためにこうやりたい、考えたいと言えば、すべて実践させてくれた」「俳優を信じて、答えが見つかるまで待っていてくれる。だから安心して手探りで歩いてゆけた」と語った。
凪良ゆうの同名小説をもとにした「流浪の月」は、5月13日より全国ロードショー。
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