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本作の舞台は、世界に降り注いだ泡(バブル)によって重力が壊れた東京。パルクールのチームバトル・バトルクールのプレイヤーであるヒビキに志尊が声を当てた。
MX4Dを今回初めて体験したという志尊は「この作品こそMX4Dで楽しみたい作品だなと思いましたね。最初はびっくりしましたが、途中から没入感がすごかったです」と述べる。ZENも「僕も初号を観せていただいたときから、4D体験ができたら面白いだろうなと思っていました。観ているとつい体が反応して動いてしまうんです。ヒビキが動くのに合わせて僕も着地してしまいそうになりました(笑)。クリエイターの方もパルクールを研究し尽くしたと聞いていますし、細部まで再現がすごかったです」とクオリティの高さをたたえた。
学びを重ねたという荒木は「僕は(作中のような)あんな高いところに立つことすら無理なんですが、パルクールの練習を見学させていただいて、指導もしていただきました。地面で前回りをするとか、ちょっとしたものを飛び越える練習をさせてもらって」と回想。また「もっと怖がれ」というセリフはZENの著書の言葉から取らせてもらったと話し、「HiGH&LOW」シリーズのZEN出演回を見て参考にしたことを明かした。
収録ではユニークな方法が取り入れられたそうで、荒木は「感情を出す芝居のところでは、志尊くんに体を動かしてもらいました。音響監督が提案してくれた案なんですが、作中のキャラクターのポーズに合わせてもらって、(同じポーズを取るために)マイクをぐっと低く下げたんです。そうしたら芝居の説得力が段違いに上がりました。その様子を撮った映像をアニメーターに見せて、それに合わせてアニメの動きを作ったんです」と裏話を披露。対する志尊は、体を動かさずに声を吹き込むことの難しさを語り「『キャラクターと同じようにやっていいよ。志尊くんの芝居の間(ま)でね』と言われて演じやすかったですし、それを採用してもらえてうれしかったです」と振り返った。
イベント後半には、同じくパルクールアスリートの朝倉聖と永井音寧も登場。朝倉は「パルクールが忠実に描かれていました。熱い展開も相まって、かっこよさを感じることができましたね。改めてパルクールをやりたいなと思わされました」、永井は「動きの再現度が高いし、映像もすごくきれいでした。自分も『バブル』の中で動いてみたいなと感じました」とコメントした。そして2人とも「(MX4D体験中に)着地の体勢を取る気持ちはわかる」とZENの言葉に同意していた。
「バブル」は5月13日に全国で公開される。Netflix版は配信中。
朝倉 聖 ・ S E I @saintkour
5月13日(金) まもなく劇場公開🤩
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