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本作は、匿名掲示板への実際の投稿から始まった都市伝説「きさらぎ駅」をもとにしたホラー。都市伝説によると、新浜松駅から電車に乗った“はすみ”という女性が、きさらぎ駅という名称の見知らぬ無人駅に到着してしまったという。異世界駅・きさらぎ駅の謎に迫ろうとする堤春奈を恒松が演じ、きさらぎ駅に行ったことがあるという葉山純子に佐藤が扮した。また純子がきさらぎ駅で出会った人物を本田と莉子が演じている。
恒松はまず「たくさんの人に愛されている都市伝説をもとにした映画で主演を務めさせていただけて光栄です」と挨拶。「撮影が23歳の誕生日の2日前に始まったんですが、実は『23歳までに初主演をしたい』という思いをひそかに秘めていたんです」と、今作で念願が叶ったことを笑顔で語った。
見どころを尋ねられた恒松は「監督が撮影中に『緊張と笑いは紙一重だ』とおっしゃっていて。それが体現されたようなシーンが中盤にあるんです。緊張感がありつつ笑えるシーンの春奈に注目してもらいたいです」と回答する。また本田が「この映画でホラーの次にポイントになるのは、追い込まれたときに人が見せる裏の顔。裏切りや絆も描かれていて、最後には衝撃の展開が待っています」と期待を煽ると、莉子は「一人称視点で撮られているシーンでは、観ている皆さんも『自分も駅に行けるんじゃないか』くらいに感じると思います。怖いですよ。心構えをよろしくお願いします」と観客をおどかした。
一方、子を持つ佐藤は「怖いんですが、本作は“ファンタジーホラー”ということで、お子さんも観られる映画です。ホラーが好きなお子さんと観ていただけたら」とコメント。永江も「いわゆるJホラーの髪の長い女性霊は出てきません」と笑いつつ、「異世界ホラーなので、度肝を抜くようなものになっていると思います。自信たっぷりにこの映画を広めていきたいです」と胸を張った。
撮影を振り返るコーナーでは、恒松が電車内でバースデーケーキをもらった思い出や、莉子がヒール靴で線路の上を走るのに苦労したエピソードを披露。また雨天時の現場を回想した本田が「雨が降ると普通は撮影が中止や延期になるんですが、監督は『異世界だしいいんじゃない?』と言ってそのまま撮影を続けたんです。みんなの服が濡れてしまっても異世界だからOKということで」と明かすと、永江は「まあいろいろありまして(笑)」とごまかして会場の笑いを誘う。最後に恒松は「本作は役と一緒に体感していくホラー」「テーマパークのような爽快感を味わえると思います」とアピールし、イベントの幕を閉じた。
「きさらぎ駅」は6月3日より全国でロードショー。
恒松祐里の映画作品
リンク
Chiaki @ Dorama World ドラマワールド @doramaworld
Completion screening event of new movie "Kisaragi Eki" at Human Trust Cinema Shibuya on 6 May 2022 - Tsunematsu Yuri, Honda Miyu, Riko & Sato Eriko; showing from 3 Jun 2022
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