演劇映像創作団体・88生まれの女たちによる初長編映画「
本作は、東京の片隅で暮らす同級生たちの10年間を描くヒューマンドラマ。心が折れて以来立ち直り方を忘れていた主人公・妙子が、精神的にも生活においても依存していた彼氏・コタロウとの関係の変化をきっかけに、自身の心と対峙することになるさまが映し出される。
1988年生まれの女性6人が集まって結成された「88生まれの女たち」は、移ろいうねり続ける現代を全力で生きる女たちを等身大で表現することを目的としたグループ。今作にはメンバーの
2020年1月から始まった撮影は新型コロナウイルスの影響で一時中断。2021年の夏に、改稿した脚本をもって撮影が再開された。上村は「撮影中にコロナ禍となり、1年の延期。大幅な脚本の改稿…コロナのない世界から、コロナ禍の世界として書き換えられていきました。その過程で、テーマも変わっていったと思います。それがいいことであったのかはわかりません。ただ、今のこしておきたいと思うことをこの作品に閉じ込めたように思います」と語っている。そのほか到着したコメントは下記の通り。予告編はYouTubeで公開中だ。
矢島理佐 コメント
いつから始まったんだっけ?と思いやりとりをスクロールしてみた。なかなか1番上までいかない。
ようやくたどり着いた2019年5月。最初に話したのはもう少し前。それから3年。
新型コロナウイルスによって完成させることすら危ぶまれた中公開できること、とても感慨深く本当に嬉しく思います。携わってくださった全ての方々に感謝です。ひとつひとつ手探りで大切に創りました。今の私たちだから撮れた作品です。まだ気軽に観に来てくださいと言いづらい世の中ではありますが、少しでもたくさんの方にご覧いただきたいです。劇場でお待ちしております。
菅原雪 コメント
この作品は、学生時代のシーンはコロナ以前に撮っていて、現在のシーンはコロナ禍の中で撮影するという、フィクションでありながらもノンフィクションな部分も持ち合わせている稀有な作品だと思います。
企画から携わり、一つの映画が完成するということは、本当に奇跡のようなことだと実感しました。それもすべては、沢山の方々のご協力のおかげです。それを映画館で上映していただける幸せ。あとは、この映画を観た方に何かしらを感じてもらえたら、もう。
仲村唯 コメント
コロナを切り離しては語れない世の中になってしまいました。この作品の世界にも、我々の気持ちを無視して、コロナは侵食してきて、撮影中止や改稿を余儀なくされました。しかし、それを真正面から受け止めることで、現代を等身大で表現する作品、そして現代に生きづらさを感じながらも一生懸命生きている人々の背中を押す映画を作り上げることが出来ました。ぜひよろしくお願いします。
上村奈帆 コメント
今作は、「88生まれの女たち」という創作ユニットで製作されました。そして作品はメンバー以外のキャストの方々のご出演、スタッフはじめ多くの方のお力添えで無事完成いたしました。
撮影中にコロナ禍となり、1年の延期。大幅な脚本の改稿…コロナのない世界から、コロナ禍の世界として書き換えられていきました。その過程で、テーマも変わっていったと思います。それがいいことであったのかはわかりません。ただ、今のこしておきたいと思うことをこの作品に閉じ込めたよう
に思います。よろしくお願いします。
上村奈帆 かみちゃん @nappo74
@eiga_natalie ナタリーさん、
いつもありがとうございます✨✨✨✨