ラジオジャーナリストのジョニーと9歳の甥ジェシーが数日間の共同生活を通して絆を育むさまを描く本作。
フェニックスは「この映画には、例え親でなくても、子供に残す世界や取るべき行動について、僕たち大人が、子供の未来に対して責任があるということを描いている。また、子供を守ることを通して、人間としてより好奇心を持ち、オープンになることができるという考えも非常に興味深く感じるよ」と述懐した。
一方ミルズは「ジョニーが気付くのは、聞くことが“親”になる最短の道だということだ。ジェシーをより理解したいと思ったとき、彼はジェシーの遊びに参加し、その話に耳を傾けるようになる。それは僕自身の経験にもとづくものだよ。僕が観る人に示したいのは、周りの人たちに好奇心を持つこと、そして周りの人たちを理解することの大切さだ」とコメント。また映像に収められたピザ屋は、実在するミルズ御用達の「Scarr's Pizza」。ミルズは「ジョニーがあのエリアで暮らしているという設定なんだ。(僕も)少し前にニューヨークを訪れたんだけど、滞在中に2回も行ってしまった。インテリアも美しいし、僕にとっては特別な意味を持つエリアなんだ」と述べる。
ミルズから「ホアキンを質問で困らせて」という指示を受けていたというノーマンは「特にピザ屋さんでの場面は、困らせることを考えていっぱい質問をした場面で、ホアキンが必死に笑いをこらえているのが面白かった(笑)。顔が歪んで、今にも笑いだしそうな場面が印象深いです」と裏話を明かした。
「カモン カモン」は全国で上映中。
ホアキン・フェニックスの映画作品
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tAk @mifu75
ホアキン・フェニックスが甥から質問攻めされる「カモン カモン」新映像(コメントあり) https://t.co/T1NLjSnbee