庵野秀明が紫綬褒章を受章「オタクな自分がいただいて良いものか戸惑いましたが」

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庵野秀明が、2022年春の紫綬褒章の受章者に選ばれた。紫綬褒章は学術およびスポーツ・芸術文化分野において優れた業績を挙げた功労者に贈られるもので、庵野は芸術文化に関わる功績での受章となる。

庵野秀明

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庵野は学生時代からアニメーション製作に携わり、「風の谷のナウシカ」や「火垂るの墓」にも参加。1984年にはアニメーションプロダクションでありゲームメーカーでもあるガイナックスを設立。「新世紀エヴァンゲリオン劇場版」などの制作を経て、2006年5月に新たな映像企画製作会社カラーを設立した。2016年に公開された「シン・ゴジラ」では総監督を務め、同作は第40回日本アカデミー賞にて最優秀作品賞、最優秀監督賞などを受賞。2021年には「エヴァ」シリーズ完結編となる「シン・エヴァンゲリオン劇場版」が公開された。2022年5月13日には企画・脚本で携わった「シン・ウルトラマン」、2023年3月には脚本と監督を担当する「シン・仮面ライダー」の公開を控えている。

なお庵野は、自身が代表取締役社長を務めるカラーの公式サイトでコメントを発表。「文化庁の方から御連絡を頂くまで勲章と褒章の区別も曖昧で、勲章と言えば1966年の『ロボタンの歌』と『ロボタンマーチ』が真っ先に浮かんでしまう、如何しようもないオタクな自分が、この様な名誉をいただいて良いものか戸惑いましたが、他界した両親と祖母が喜ぶかと思い、ありがたくお受けすることにしました」とつづり、「妻や友人、映像関係のスタッフやキャスト、そしてアニメや特撮を支えて下さっているファンの皆様のお陰です」と感謝の気持ちを示している。

庵野秀明 コメント

文化庁の方から御連絡を頂くまで勲章と褒章の区別も曖昧で、勲章と言えば1966年の「ロボタンの歌」と「ロボタンマーチ」が真っ先に浮かんでしまう、如何しようもないオタクな自分が、この様な名誉をいただいて良いものか戸惑いましたが、他界した両親と祖母が喜ぶかと思い、ありがたくお受けすることにしました。
この様な褒章を頂けるのも、妻や友人、映像関係のスタッフやキャスト、そしてアニメや特撮を支えて下さっているファンの皆様のお陰です。
有り難う御座います。
これからもアニメや特撮文化に御恩返し出来る様、面白いアニメや特撮映像作りに携わり、アーカイブ事業を推し進めていこうと思います。
よろしくお願いします。

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読者の反応

緒方恵美 @Megumi_Ogata

庵野秀明が紫綬褒章を受章「オタクな自分がいただいて良いものか戸惑いましたが」(コメントあり) https://t.co/7VmCWjCCEK

…ここ数日間必要最小限しかネットに触れておらず、今知りました…紫綬褒章受賞おめでとうございます! これからもお元気で、心の赴くままに。どうか。
#エヴァ
#庵野秀明

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