本作は、初仕事として赤ん坊の遺体撮影を任された若きカメラマンと依頼主の父親の奇妙な交流を描いた物語。「ふたつのウーテル」の
YouTubeで公開された予告には、「相手の気持ちがわかってしまった──」「自分の気持ちがうつってしまった──」というコピーとともに、葛藤する山下と安斎の姿が収められている。
小山は「個人的な恐怖から端を発したこのお話が、少しでも普遍の趣を獲得しているとしたら、これ以上嬉しいことはありません」、澤田は「大切な人との死別や初仕事の苦渋というのは、誰しもが経験している普遍的なことではないでしょうか。小山監督の『初仕事』、是非、劇場でご覧下さい!」とメッセージを送っている。前東京国際映画祭ディレクター・矢田部吉彦とアニメーション映画監督の
小山駿助 コメント
関わってくださったすべての方々に深く御礼申し上げます。
本当の本当は、作れただけで満足なんです。こんな、大手の商業映画では扱われない危うい題材。それでもこの世の中に確かに存在する、死と若さと愛の格闘が、“喪失”が消費されている現代において果たして皆様の目にどのように映るのか。
個人的な恐怖から端を発したこのお話が、少しでも普遍の趣を獲得しているとしたら、これ以上嬉しいことはありません。
どうぞよろしくお願いいたします。
澤田栄一 コメント
東京国際映画祭での評価はまたとない体験でしたが、大衆の目に触れる映画館での上映が決まり、素直に“嬉しい”と感じました。
私の演じた主人公は、不惑にも而立にも満たない、迷いの中にいる20代の若者です。
遺体の撮影という一見特異な題材を取り扱っている本作ですが、実は、大切な人との死別や初仕事の苦渋というのは、誰しもが経験している普遍的なことではないでしょうか。
小山監督の「初仕事」、是非、劇場でご覧下さい!
矢田部吉彦(前東京国際映画祭ディレクター)コメント
小山駿助という驚くべき個性を発見してもらいたい。ゆらりとした歩き姿と呪文のようなつぶやきを持つ俳優として、シンプルな設定を最大限に展開させるストーリーテラーとして、そして鋭利な美学を備えた映画作家として、小山監督が未来の日本映画界に鮮烈なインパクトをもたらすことを確信している。
片渕須直 コメント
冒頭から続く白く、生成りの色に作られた画面。
その中に生きる主人公もまだ染まらない、生地のままでいて、今からなにかの色を選ぼうとしている。
生成り色で語られる物語が、こんなにも緊張感をはらんでゆこうとは。
小山駿助の映画作品
リンク
TAMA映画フォーラム【公式】 @tamaeiga
おととしのTAMA NEW WAVEグランプリ作品『初仕事』(@FirstJob8 )が7月2日よりK's cinemaにて上映されます✨
カメラマンとしての"初仕事"は幼子を亡くした男からの亡骸を撮影して欲しいというものだった…
気になる方はぜひ劇場へ🏃♀️🏃💨
そして今年も作品募集中です!🔽
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