本作は「青葉家のテーブル」をはじめ3シリーズのオリジナルドラマを公開している「北欧、暮らしの道具店」第4作目にあたる作品。不動産エージェントの蒼井ツグミと、壊れた食器を金継ぎでよみがえらせる修繕士の鳥海つばめが“探偵ごっこ”をして騒動を起こすさまが描かれる。美村がツグミ、
美村は「人生を懸命に歩けば、誰でも欠けたり綻んだりする。それを無理に直さず保持する選択は、この物語のやさしさであり、今を生きる人へのエールにもなっていると思います」と述べる。森本、神谷、エグゼクティブプロデューサー・佐藤友子のコメントは以下の通りだ。またYouTubeでは予告編が公開中。なお本作の主題歌は
※高橋真の高は、はしごだかが正式表記
美村里江 コメント
台本を大変楽しく読み、撮影現場の美術も素敵で、休憩時間はつばめと絵麻ちゃんと一緒にまったり寛ぎました。人生を懸命に歩けば、誰でも欠けたり綻んだりする。それを無理に直さず保持する選択は、この物語のやさしさであり、今を生きる人へのエールにもなっていると思います。リラックスしてご鑑賞頂ければとても嬉しいです。
森本華 コメント
ツグミとつばめの2人暮らしにほっとする瞬間がたくさんありました。「しっくりくる」という気持ち、大事だなぁと改めて思った作品です。おかしな会話にあたたかい食事、丁寧に選ばれた小物たちにも遊び心がたくさん込められていますので、“お気に入り”と過ごす楽しさを感じていただきたいです。
神谷圭介 コメント
金継ぎの取材で、器を継いで金粉で化粧した箇所を「景色」と呼ぶのだと教えてもらったとき、このドラマの大切なものが決まったような気がします。様々な出来事があり人々の暮らしも変わっていくものだと思います。そんなあたらしい景色を肯定していけるようなドラマになればと思い作り上げた脚本。完成した映像は、これは本当に自分が書いたのだろうかと思うほど、とても良いお話でした。俳優、監督、音楽や美術などなど素晴らしいスタッフの方々のおかげです。みなさんにこの作品も好きになってもらえたらとてもうれしいです。
佐藤友子(エグゼクティブプロデューサー / 「北欧、暮らしの道具店」店長)コメント
監督の高橋さん、脚本の神谷さんとタッグを組んで新しいドラマを作ろうとなったのは2年前のことでした。当時お互いにハマっていた韓国ドラマについて語り合ったり「庭には二羽」の脚本会議で夜遅くまで3人でアイデアを出し合ったり。あらゆるコミュニケーションを経て出来上がったそれはこれまでのドラマ3作品ともまた異なるリズム・雰囲気でありながら、やっぱりささやかに「らしさ」が滲むものになったんじゃないかと思っています。
このドラマに出てくる主人公たちは、これまでになんらかの欠けや傷みを経験しながらも、努めてそうしているのではなく、きっと息を吸うように自然に、明るく毎日を生きている人たちです。私自身もそんな彼女たちが繰り広げる愉快なやりとりに、ドラマを作りながらいつもどこかで励まされていた気がします。
「欠ける前より、ずっといい景色。」
観終わったあと、痛快な気分でそう思い至れる作品になっていたらよいなと願って送り出すことにします。
森本華 @hanamorim
へへ…あこがれの探偵帽…
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