「カモン カモン」監督マイク・ミルズ×大島依提亜のアートポスター到着

「カモン カモン」より、本作監督のマイク・ミルズがイラストを描き下ろし、デザイナーの大島依提亜がディレクションを担当したアートポスターが到着した。

本作では、ラジオジャーナリストのジョニーと9歳の甥ジェシーが数日間の共同生活を通して絆を育んでいくさまが描かれる。主演ホアキン・フェニックスがジョニーに扮し、子役のウディ・ノーマンがジェシーを演じた。

ジョニーとジェシーのイラストが描かれたポスターには、ミルズが大好きだという劇中のセリフをあしらわれている。ミルズは「『カモン カモン』のテーマやタイトルの意味を聞かれたらいつも、“ジェシーが、「何ごとも思ったようには起きない」と言うシーンで説明しているよ！”と心の中で思っているんだ」とコメント。また日本版ビジュアルも手がけた大島は、「今回のポスターを作るにあたり、マイク・ミルズ監督から素敵な描き下ろしの絵を頂戴し、それだけでも充分幸運なことなのに、さらにデザインしたものを見てもらうという（しかも監督自らちょっとした─でも魔法のような的確さで手直しまでしてもらい）とても貴重な機会を頂きました」と喜びを語っている。

同ポスターは東京・代官山 蔦屋書店で4月13日より、六本木 蔦屋書店で4月14日より開催されるポスター展で展示される予定。また六本木 蔦屋書店では、ポスター展の様子を撮影し、ハッシュタグ「#カモンカモン」を付けてSNSに投稿すると、本作のオリジナルブックカバーが手に入るキャンペーンも実施される。

「カモン カモン」は4月22日より、東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。

マイク・ミルズ コメント

この一節を永遠のものとして残すことができて本当にうれしい。
僕が大好きなセリフの1つで、「カモン カモン」のテーマやタイトルの意味を聞かれたらいつも、
“ジェシーが、「何ごとも思ったようには起きない」と言うシーンで説明しているよ！”と心の中で思っているんだ。
日本には大好きな友人が多くいるし、このポスターも作品も、日本の皆さんに観てもらえるのがすごく楽しみだよ！

大島依提亜 コメント

今回のポスターを作るにあたり、マイク・ミルズ監督から素敵な描き下ろしの絵を頂戴し、それだけでも充分幸運なことなのに、さらにデザインしたものを見てもらうという（しかも監督自らちょっとした─でも魔法のような的確さで手直しまでしてもらい）
とても貴重な機会を頂きました。
マイク監督は映画作家であると同時に、すぐれたイラストレーターであり / グラフィックデザイナーでもあり、
個人的にもそのキャリアだけとっても多大な影響を受けてきた人です。
それほどの人が、これほどのオールタイムベストな傑作を映画でも実現するとは…。ちょっと脳と心の処理が追いつきません。