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イルミネーション・エンターテインメントが手がける「ミニオンズ フィーバー」は、1970年代を舞台に、ミニオンと怪盗グルーの始まりを描く物語。スティーヴ・カレルらが声のキャストとして出演し、
世界でもっとも名高いヴィランのチーム「ヴィシャス・シックス」の創始者であり、少年時代のグルーが敬愛する皮肉屋の悪党ワイルド・ナックルズには市村が声を当てる。市村は「僕はまもなく俳優生活が50年になるんですけども、やはり50年やってきた俳優としての重みというか、自然と身についている部分はワイルド・ナックルズと似ている部分があるかなと思います。そして彼のユーモアのセンスを、僕も多少は兼ね備えているんじゃないかなという気がしています。正反対な部分はあまり悪いことをしたくないところですかね。彼はグルーが憧れる悪党ですが、僕はやっぱり憧れられる俳優でいたいなと(笑)」とコメントしている。
ワイルド・ナックルズからリーダーの座を荒々しく奪う、カリスマ性あふれるベル・ボトム役は尾野。「ミニオンズ」シリーズのファンを公言する尾野は参加への感激をあらわにし、「人を見下すようなセリフがけっこう多いので、普通の立ち方でしゃべっていると、声が上からにならない(高圧的にならない)ような気がして、これは気持ちからだなと思って。そのへんにあった椅子を持ち出し、乗って、けっこう高い位置から『ヘイ、ベイビー!』と演じてみたら、『いいんじゃない!?』とお褒めをいただいたので、『これだ!』と思ってお立ち台を貫きました」と独特のアフレコ方法を明かした。
普段はひっそりと鍼灸院を営み、あることをきっかけにミニオンたちの師匠となるカンフーの達人マスター・チャウ役は渡辺が担当。渡辺は「注目してほしいところは動きや言葉ですね。こんなことが言える大人になりたいと思いました。本当に自分で言いながら勇気をもらったし、子供たちだけじゃなくて大人もけっこうグッとくる言葉を、マスター・チャウが言ってくれるので。やる気がみなぎるし、彼女の教え方の中に素敵な言葉が入っているのが見どころですね」とアピールした。
「ミニオンズ フィーバー」は7月15日より全国ロードショー。
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紫 @purpleeo
「ミニオンズ フィーバー」市村正親、尾野真千子、渡辺直美が吹替声優に(吹替版予告あり / コメントあり) https://t.co/PS5eDo0dYE