劇団・
2020年公開の「ドロステのはてで僕ら」に引き続き、原案・脚本を上田、監督を山口が担当する本作。舞台となる京都のロケ地を公募するという。クラウドファンディングも追ってスタートする。
上田は「僕たちは舞台でそうしたように。映画でもひとつひとつ、自分たちのやり方を見つけていきたいと思っています」とつづり、山口は「奇跡は2度は起こりにくいものです。奇跡のような作品を超える挑戦は、また苦難の道を歩むことになりそうですが、不安以上に昂るものがあります。新しい時間映画にご期待ください」とコメントした。
ヨーロッパ企画長編映画第2弾 ロケ地募集アドレス
movie@europe-kikaku.com
上田誠(原案・脚本)コメント
ヨーロッパ企画でまた、映画を撮ります。
僕たちは舞台でそうしたように。映画でもひとつひとつ、自分たちのやり方を見つけていきたいと思っています。
思えばずっと前から、「ショートショートムービーフェスティバル」や「京都ニューシネマ」などの自主映画祭で実験を重ねたり。いろんな映像作品や、映画祭に参加させてもらったりと。
自分たちなりにトライアルアンドエラーを重ねてきたのだと思います。
僕らがとる映画は「まし」になってきて。長いものを撮れるようにもようやくなりました。
そうして撮った、初めての長編映画が、2020年に公開した前作「ドロステのはてで僕ら」です。
それは慣れ親しんだメンバー・スタッフと、京都ロケで「時間映画」を撮りました。
演劇で培ったやり方を生かすには、と考えて、長回しと、企画性の高いアイデアを選びもしました。
自分たちとしては、確かな成果を得た実感があります。少しずつ、じわじわと。
踏まえて。次もまた、時間映画を撮ります。
山口淳太 コメント
皆様のおかげで、ヨーロッパ企画でまた映画を作れることになりました。
前作「ドロステのはてで僕ら」は、出演者・スタッフひとりひとりの奮闘のはてに、生み出すことができた、奇跡のような作品だと思っています。そんな「ドロステ~」は、コロナ禍にも関わらず、国内外でたくさんの方にご覧いただき、たくさんのエールをいただきました。ご覧いただいた皆様、映画館の皆様、関わってくださった全ての方々に感謝いたします。
奇跡は2度は起こりにくいものです。奇跡のような作品を超える挑戦は、また苦難の道を歩むことになりそうですが、不安以上に昂るものがあります。新しい時間映画にご期待ください。
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ヨーロッパ企画が長編映画第2弾を製作、京都のロケ地を公募(映画ナタリー) https://t.co/jgOSe1G6rs