「マスカラまつげ」の主人公は、高校時代の失恋経験から恋愛に自信がないドレスコーディネーター・水野咲良。彼女はプロミュージシャンを目指す中村亮輔に淡い恋心を抱いていたのだが、ある日彼から「ドレスを選んでほしい」とメッセージが届く。
咲良を
「5つの歌詩」は2022年初夏にスターチャンネルEXで配信。夏にBS10 スターチャンネルで放送される。
高梨臨 コメント
通っていた中学校が、なぜか毎日必ず給食の時間にドリカムさんのアルバムの曲が流れるという学校で、本当に中学時代を思い出すといいますか、中学時代毎日聞いていたからこそなのか、身近なアーティストさんと勝手に自分で思っていたので、オファーを頂いた時、素直に嬉しかったです。最初はドリカムさんの曲をドラマにするということで、すごくワクワクしながら(台本を)読ませていただきました。自分が想像していた「マスカラまつげ」のストーリーとはまた全然違って、すごくリアルな女性像が描かれているというか、日常ってうまくいかないことが多いけど、その中でも頑張っていく女性の姿みたいな、メイクすることでパワーアップすることとか、そういった所も大切に描かれていて、すごく親近感が沸きました。私が演じさせてもらった咲良という子は、本当にずっと自分に自信がなくて、でも一生懸命に仕事も頑張って、みんなのためを思って友達付き合いとかしてきた女性。彼女の様にそういう気持ちを持ってる人ってすごく沢山いると思うので、見てくださっている方の背中を押せれるような感じになっていればいいなと思っています。
結木滉星 コメント
今までギターを触ったことさえなかったので 夢がアーティストという役は、役を通して新たなことに挑戦できるっていう喜びと、同時に多少不安はありました。台本を読んだ際に、女性がしっかりメイクをして前向きにっていう部分がとても、歌詩とリンクしているなと印象的に思いました。また、監督が普段CMを撮られている方で、画がすごく綺麗だということを聞いていたので、撮影が楽しみだったことと、現場では、即興性のある撮影をしていくタイプの方だったのですごく楽しい現場でした。
小野田玄 コメント
今から18年前の、2004年に発売された「マスカラまつげ」。有り体な言い方ですが、不思議ですよね、まったく色褪せない。キャッチーなタイトルどおり、明るく可愛らしい曲調に対して、痛いくらいに真っ直ぐな歌詩、いじらしい失恋が紡がれています。歌の中に出てくる「わたし」をイメージした主人公「咲良」は、ちょっと心が未熟で、独りで頑張りすぎちゃうところがあって。無理をしている自分に気づかずに、笑って、抱えて、傷ついて。不器用だけど一生懸命だから、イラッとするくらい焦ったくて。そこで「オトナ美人」な高梨さんがどう映し出されるのかなと。頑張っている姿を見て、応援したくなるような「咲良」として、正解は何だろうといろいろと考えましたが…まるで杞憂でした。すでに現場には、未熟で頼りなさそうな「咲良」が居たんです。そこからはすっかり「咲良」の放つ、ほんわかとした空気感に、亮輔や菜美子、真理子たちが、良いかたちで巻き込まれていき、それぞれのキャラクターが、息づいていったように見えました。この物語の登場人物は、ただただ純粋に恋をし、生きています。だから、悪者もいないし、難しい駆け引きや伏線もありません。誰もが納得のいくような、正解や解決はないのかもしれません。でもそれは「咲良」の人生は続いていくからで。また恋をしたり同じように落ち込むかもしれないし、何が起こるかわからない。でも、いつかまたきっと幸せを実感し、「咲良」が自分自身で、人生の「主人公」だと思える日を願って。
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DREAMS COME TRUEの5つの歌詩を映像化したドラマ「5つの歌詩(うた)」より、「マスカラまつげ」に出演するキャストが明らかになった。 / https://t.co/M56ydkItcV / ドリカム「5つの歌詩」の1編「マスカラまつげ」に高梨臨、結木滉星、安野澄ら出演 - 映画ナタリー https://t.co/KT3Y3GTiZf