「
本作の主人公は拾った金貨を落とし主に返し“正直者の囚人”として世間の注目を浴びたラヒム。劇中ではSNSで広まったうわさにより彼を取り巻く状況が一変していく姿が描かれる。借金を理由に服役しているラヒムを、俳優としてだけでなくテニスプレイヤーとしても活躍する
映像にはラヒムが休暇のためシラーズで働く義兄へ会いに行く様子を収録。ファルハディは「シラーズには数多くの古代の遺跡があります。この都市はイラン人の重要で輝かしいアイデンティティの痕跡で満ちているのです。シラーズを舞台として選択した最大の理由は、物語と登場人物たちがこの都市でなければ成立し得なかったからです。とは言うものの、 副次的な理由として、テヘランの喧騒から距離を置きたかったということもあります」と語っている。
またファルハディはジャディディについて、「もちろん私が演出や指導をしましたが、さまざまなシーンでジャディディは驚くほど上手な演技をしていた。作品を見返すと、自分が監督したことを忘れるシーンがある。ジャディディ演じるラヒムがバーラムの店に行って、そこでバーラムの娘といろいろ会話するシーンです。そのときの姿があまりにリアルで、それを観ると自分が演出したことを忘れるぐらい感動します」と絶賛した。
第74回カンヌ国際映画祭でグランプリを獲得した「英雄の証明」は、明日4月1日に東京のBunkamura ル・シネマ、シネスイッチ銀座、新宿シネマカリテで公開。
MEMEモノアイモビルスーツ様ザクさん御用達!ビール完備!★ ガンダムベース 左⇒酒場 @if0g1e
「英雄の証明」の冒頭映像がYouTubeで公開。監督を務めたアスガー・ファルハディのコメントも到着した。 / https://t.co/3vPbzs1j9y / 演出したことを忘れる、アスガー・ファルハディが「英雄の証明」主演俳優を絶賛 - 映画ナタリー https://t.co/HU2wcr6BVx