台北映画祭で観客賞受賞、兄弟がライバルとして運命の試合に挑むバスケ映画公開

2020年の台北映画祭で観客賞に輝いた台湾映画「運命のマッチアップ」が6月24日に公開される。

本作は、台湾の高校バスケットリーグ（HBL）で活躍した実在の兄弟から着想を得た青春エンタテインメント。バスケットボールの才能を持つ兄弟・ショウユーとトンハオは、母を早くに亡くし父とは離れて暮らしている。片耳にハンデがある兄のショウユーは、バスケ部が廃部寸前のグアンチェン高校に入学。弟のトンハオはHBLの連覇を狙う強豪校・ユーイン高校にスカウトされる。初めて違うチームになった2人は、やがて最大のライバルとして運命の試合に挑むことになる。

兄のショウユーを「悲しみより、もっと悲しい物語 The Series」のファン・シャオシュンが演じ、弟のトンハオ役で「追撃者 ～逆局～」のチュウ・シュアンヤンが出演。監督を「共犯」のチャン・ロンジーが務めた。現在YouTubeでは予告編が公開中だ。