中村がマンガ・エロティクス・エフで連載した原作は、謎の死を遂げた美少女・朱と入れ替わるように現れ彼女の双子の妹を名乗る少女・桜、そして作家の溝呂木を中心に繰り広げられるサイコサスペンス。朱の小説「ウツボラ」を盗用した溝呂木に、元の原稿を持つ桜はある提案を持ちかける。やがて深い闇へと追い詰められていく溝呂木。怪死事件と1つの小説をめぐり、物語は思いもよらない結末へと向かっていく。
脚本はドラマ「新聞記者」「アバランチ」の小寺和久、「正義の天秤」「ひとりで飲めるもん!」の井上季子が執筆。「100万円の女たち」「真夜中にハロー!」を手がけた
溝呂木を翻弄する美しい双子・朱と桜を1人2役で演じる前田は「明日美子先生のとても繊細な絵は女性の深く重たく美しい部分が一コマ一コマに描かれていて、凄く心惹かれた作品でした。2人を演じさせていただける事本当に嬉しいです」とコメント。中村は「箱庭的な迷宮物語が現実の俳優さんたちによってどう蘇るのか、大変楽しみにしております」と期待を寄せている。
放送時期やその他のキャストは未発表のため続報を待とう。
前田敦子 コメント
出演について
人間の心情が濃厚に入り組んでいる作品で、読み進めるとともに桜と朱の迷宮に私もすっかり迷い込んでしまいました。
明日美子先生のとても繊細な絵は女性の深く重たく美しい部分が一コマ一コマに描かれていて、凄く心惹かれた作品でした。
2人を演じさせていただける事本当に嬉しいです。脚本にはウツボラの世界観がしっかり映し出されていて撮影が楽しみでなりませんでした。
視聴者へのメッセージ
桜になるためには何が必要か、朱になるためには何が必要か、話し合いながら、細かく作り上げていきたいです。
暖かい、冷たい。
見てくださる皆様に伝わるようしっかり向き合いたいと思います。
中村明日美子 コメント
ドラマ化について
今まで何度か実写化のお話をいただいたものの実現することはなく、内容的に難しいのだろうと半ば諦めていましたが、今回遂に実現しました。
制作側の皆様にはたくさんのご苦労があったことと思います。が、その分意気込みや思い入れの熱さをひしひしと感じました。
箱庭的な迷宮物語が現実の俳優さんたちによってどう蘇るのか、大変楽しみにしております。
視聴者へのメッセージ
不穏な空気、陰鬱な展開、官能的な関係性など…ダークな雰囲気が漂うストーリーですが、全てが過ぎた時には何かふと腑に落ちてすっきりとするある種の爽やかさすら感じるような作品になっております。どうぞ最後までご覧いただければ幸いです。
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