八目迷の同名小説を原作とする本作では、入れば欲しいものがなんでも手に入るといわれる不思議なトンネルを少年少女が調査するさまが描かれる。キャラクター原案・原作イラストを「D_CIDE TRAUMEREI THE ANIMATION」のくっかが手がけ、制作を「映画大好きポンポさん」のCLAPが担当した。
声優初挑戦の鈴鹿が演じたのは、ある夏の夜に“ウラシマトンネル”と出会う塔野カオル。鈴鹿は「普段、映像の世界にいる自分にとって未知の領域を体験し、アニメーションの奥深さやキャラクターを創りあげていく過程に心弾みました。小さい頃から触れてきた日本を代表する文化の一つに声というピースで参加することができてとても幸せな気持ちと緊張感に包まれました。2日間のアフレコで監督をはじめとするスタッフさん方、飯豊さんにも支えられて楽しみながらアフレコできました」と述べる。
また飯豊は、容姿端麗で頭脳明晰ながらクラスで少し浮いた存在の転校生で、カオルとともに“ウラシマトンネル“の謎に挑む花城あんずに声を当てた。収録現場でアフレコ特有の“距離感”に悩む鈴鹿に、飯豊は「マイクの向こう側にいる人に向けて話すようにしてみては?」とアドバイスを送ったという。監督の
「夏へのトンネル、さよならの出口」は今夏に全国でロードショー。
鈴鹿央士 コメント
「夏へのトンネル、さよならの出口」で塔野カオル役を演じました鈴鹿央士と申します。
原作を読ませていただいて、八目先生がつくられた物語にどっぷり浸かっていましたし、ずっと浸かっていたかったです。
丁寧で綺麗な描写に情景が浮かんできて、僕は秋に読んだので夏が恋しくなりました。
アニメーションの声を務めさせていただくことが決まった時は、自分には恐れ多いことだと思いました。
オーディションでは、初めての体験をただ楽しむことにしていたので、まさかこの役を務めさせていただくことになるとは思っていませんでした。
普段、映像の世界にいる自分にとって未知の領域を体験し、アニメーションの奥深さやキャラクターを創りあげていく過程に心弾みました。
小さい頃から触れてきた日本を代表する文化の一つに声というピースで参加することができてとても幸せな気持ちと緊張感に包まれました。2日間のアフレコで監督をはじめとするスタッフさん方、飯豊さんにも支えられて楽しみながらアフレコできました。
声をあてた時はまだ動画になっていなくて、色もついていなかったので、どのようにあの世界が彩られているのかとても楽しみにしています。
飯豊まりえ コメント
「夏へのトンネル、さよならの出口」で花城あんず役を演じました飯豊まりえです。
ノスタルジーな世界観で、彼らが存在している場所やトンネルの中はどれも懐かしく不思議な感覚になります。
「本当に欲しかったもの」を目指して手を組む2人にはどんな結末が待っているのか。
そしてなによりも彼らを取り巻く風景がとても美しいので、ぜひ映画館でウラシマトンネルがある世界に迷い込んだような錯覚になっていただきたいです。
劇場でお待ちしております!
田口智久 コメント
この作品で最も重要だと思ったのは「存在感」です。アニメという1から10まで創作されるイメージの奔流の中で、確かに息づく存在感をカオルとあんずに与えなければなりませんでした。
当然主演2人のオーディションは難航。しかしそんな中でとびきりの「存在感」を放っていたのが、鈴鹿央士さんと飯豊まりえさんでした。お二方を起用するに当たって色々とこういう所が良かったと理由を切りなく上げることは出来るのですが、一番は「ピンときた」という事です。お二方の掛け合いを聞いた時にカオルとあんずが存在しているように、瞼の裏に見えた……ので、お願いさせて頂きました。
その存在感を是非、劇場で確かめて頂けたらと思います。
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鈴鹿央士が飯豊まりえとW主演で声優初挑戦、「夏トン」キャラクターデザイン到着 (ナタリー)
鈴鹿央士と飯豊まりえが、劇場アニメーション「夏へのトンネル、さよならの出口」でダブル主演を務めることが明らかに。あわせてキャラクター…
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