下北沢のミニシアター・K2から映画雑誌発行、創刊号に濱口竜介インタビュー

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東京・下北沢のミニシアター、シモキタ-エキマエ-シネマ「K2」による映画雑誌・MAKINGが3月22日に発行される。

MAKINGのイメージ。

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MAKING(Issue 00)

「MAKING(Issue 00)」
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シモキタ-エキマエ-シネマ「K2」の内観。

シモキタ-エキマエ-シネマ「K2」の内観。[拡大]

MAKINGは「映画」と「町」の2つを軸に、それらの“作られ方”を観察するアートブックシリーズ。再開発の進む下北沢に1月にオープンしたばかりのK2が、映画館と町がともに育っていく過程の豊かさを共有するメディアを目指して発行した。

MAKINGより、濱口竜介インタビュー。

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創刊号にはK2のこけら落とし作品「偶然と想像」や米アカデミー賞で4部門にノミネートされている「ドライブ・マイ・カー」の監督・濱口竜介のインタビューを掲載。そのほか「鈴木さん」の監督・佐々木想のインタビューや、個人と都市空間にまつわるエッセイ、“作る過程”そのものに焦点を当てたコラムが、写真家・川谷光平による再開発が進む下北沢を捉えた写真とともに収められている。

大高健志

大高健志[拡大]

MAKING発行人であり、Motion Gallery代表取締役の大高健志は「『K2』で上映する映画とかの、ちょっとしたアートブックみたいなものと、街づくりみたいなところの文脈でやっていきたい、作品そのものよりも『作る過程』にフォーカスを当てた書籍を出すことに、自分たちが今やる意味を感じています。そんな想いから『MAKING』は誕生しました。まちづくりだったりものづくりだったり、多くの『つくる』ことに興味がある人に是非読んで頂きたいと思っています」とメッセージを伝えた。

MAKING創刊号は税込1320円。3月22日に全国書店、上映劇場、Amazonほか各種ネット書店で一般発売される。

大高健志(MAKING発行人 / Motion Gallery代表取締役)コメント

今、書店に並ぶ映画雑誌はどんどん減っていっていますが、僕の感覚として、情報が消費されていくスピードの速いウェブ上で、今さらオウンドメディアを立ち上げてというのは違う気がしていました。映画のように、「深堀りしたい」「じっくり読みたい」そういった文化的な情報は、ウェブよりもむしろ紙のほうが相性がいい、そう思っています。それが今回「MAKING」を紙メディアとしての発行にこだわった理由です。また、本屋が好きな人たちが映画好きである確率はとても高いのでは、とも思っています。「K2」で上映する映画とかの、ちょっとしたアートブックみたいなものと、街づくりみたいなところの文脈でやっていきたい、作品そのものよりも「作る過程」にフォーカスを当てた書籍を出すことに、自分たちが今やる意味を感じています。そんな想いから「MAKING」は誕生しました。まちづくりだったりものづくりだったり、多くの「つくる」ことに興味がある人に是非読んで頂きたいと思っています。

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『MAKING』3月22日創刊

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