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若杉公徳のマンガを実写化した本作は、人類の救世主となるべく修行を積んできた“終末の戦士”たちが平和な大都会・東京で初恋や友情など、遅すぎた青春を知るコメディ。伊藤が主人公の勝平を演じたほか、勝平と運命的な出会いを果たす女子大生・山瀬ハルに上白石、勝平に振り回される気弱な大学生・入間啓太に西畑が扮した。また大貫、山本、小澤が勝平とともに厳しい修行の日々を過ごした守、正義、英雄、古田が彼らの師範を演じている。
最初の関係者試写で映画を見逃してから、タイミングを逸し本日の朝に家族と一緒に劇場で初めて鑑賞したという伊藤。「どうせだったら6歳の息子と一緒に観ようと思っていました。そういう時期に主演映画が公開されるのは“普通は”うれしいことなんですけど……」と、そのコメディに振り切った作風に触れて苦笑いを浮かべる。また「みんなで一生懸命に作った映画」とスタッフやキャストを労いつつ「上白石ってすげえ女優」と上白石を称賛。「どんどんかわいくなっていて、観終わったら胸がキュンとなる。それ以外は何も覚えてないです(笑)。でもくだらない映画を大音量で観られるのは映画館だけ」とアピールした。
印象的なシーンの話題では、上白石はプロダンサーとして知られる大貫や3時のヒロインのかなでが登場したフラッシュモブのシーン、西畑は勝平が天を仰ぎながら山瀬の名前を叫ぶ場面を挙げる。西畑は「『山瀬ーーー!!』って叫ぶところ、もう爆笑しました。大好きです。予告編にもあるんですけど、観るたびに笑えるし、試写のときも爆笑させていただきました」と吐露。そのほか山本は「セリフはまったく記憶に残らないけどビジュアルが抜群」、古田は「この映画の見どころは小澤です。小澤の腹筋」と明かす。小澤はトレーニングして撮影に臨んだものの、現場で腹筋を隠されてしまい、劇中では作り物が使われたことを嘆いた。
伊藤は映画と、なにわ男子のデビュー曲「初心LOVE(うぶらぶ)」の世界観に近いものを感じているそう。さらに「それを言うと、大ちゃん(西畑)はすぐ否定してたんですけど、今日パンフレットを読んだら(西畑のコメントで)『初心LOVEの世界観だ』みたいなことが書いてあるんですよ」と暴露。西畑は笑いながらも「『初心LOVE』はかわいらしすぎるので、この映画の世界観には合ってないのかな?と思ったんですけど……語呂がいいので、『勝平の“初心LOVE”を描いた作品です』と締めに使わせていただきました(笑)」と真意を明かした。
イベントの最後には原作者・若杉からの手紙が読み上げられる場面も。若杉は「とてもとても楽しい映画で、読者を笑わせたい一心でこのマンガを描いていた頃を思い出しました」と切り出しながら、終末の戦士を演じたキャストを「かっこよくてキャリアのある方々が演じたことで唯一無二の面白さと哀愁が生まれたんだと思います」と称賛。西畑のことは「大ちゃん」と呼びながら「啓太のような優しい人柄で戦士の中にいてくれたから、友情が生まれたんやと思うよ。大ちゃん、ほんまナイスツッコミやったで」と関西弁で褒めちぎった。
Chiaki @ Dorama World ドラマワールド @doramaworld
First-day event of new movie "KAPPEI" at TOHO Cinemas Roppongi Hills on 18 Mar 2022 - Ito Hideaki, Kamishiraishi Moka, Nishihata Daigo, Onuki Yusuke, Furuta Arata, Yamamoto Koji & Ozawa Yukiyoshi
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