JO1「未完成」密着素材は50TB分、木全翔也が笑顔で報告「寿司友できました」

「JO1 THE MOVIE『未完成』-Go to the TOP-」の公開記念舞台挨拶が本日3月12日に東京・TOHOシネマズ 新宿で開催され、JO1のメンバー、監督の稲垣哲朗が出席した。

本作は、JO1のデビュー初期からの2年間が切り取られたドキュメンタリー。佐藤景瑚はポップコーンを抱えたままステージに上がり、「こんな人見たことない！」と河野純喜を驚かせた。続いて佐藤は「みんなで行きましょう、映画館！」とのんびりとアピールして、メンバーに「もう来てます」と淡々と訂正される。木全翔也は「楽屋にポップコーンがたくさんあってうれしいです」、鶴房汐恩は「迷ったらかっこいいほうを選べ、鶴房汐恩です」と挨拶し、金城碧海は「楽しかった人ー？ 泣いちゃった人ー？」と客席に向けてアンケートを取っていた。

川尻蓮は「最後に『飛べるから』が流れる瞬間がお気に入り。奇跡的に（JO1の11人とファンを合わせた）12羽の鳥が大きい空をみんなで飛んでいる。希望を感じられる」と思い入れたっぷりに話す。同場面は、2021年11月に有観客ライブ「2021 JO1 LIVE “OPEN THE DOOR”」が行われた千葉・幕張メッセの上空だそうで、稲垣はライブを振り返って「よかったねえ……とお父さんみたいな気持ちになって、泣きながら撮影していました」と懐かしんだ。なお本作の密着素材はハードディスクの容量50TB分に及ぶという。

お気に入りの場面を聞かれた佐藤は「瑠姫くんが電子レンジに飲み物を入れて爆発させたシーン」とすかさずボケる。これは映画の中ではなく最近起きた出来事だといい、白岩瑠姫は「あのときレンジが完成していなかったらしい。俺のせいじゃない」と言い訳し、與那城奨に「ぜんぶ瑠姫のせい」とツッコまれていた。

イベントでは、稲垣からJO1メンバーへのメッセージが紹介される一幕も。「大平くんは『編集を教えてほしい』と積極的に話しかけてくれました」という言葉を受けて、大平祥生は「まだ実現できていないから、vlogを撮る機会があったら、教えてくださいとさっきもお願いしました」と笑顔を見せる。ビジュアルやユーモアのセンスを褒められるとともに、「ついついもっと話を聞きたくなる人」と評されたのは川西拓実。彼は照れくさそうにうつむいて「その通りです」「恥ずかしいですね」とつぶやいた。稲垣によれば、豆原は「ダンスへの純粋さと男らしさを兼ね備えた最年少メンバー」とのこと。当の本人は、ついはしゃいでしまうタイプだと自認しているそうで「JO1と一緒にいると楽しくなっちゃう」とはにかむ。

最後に、誰に宛てたものかは伏せられた状態で「物事の探究心が強い」とのメッセージが読み上げられた。続いて食べ物、寿司というキーワードが飛び出すと、木全宛だと察したメンバーから笑いが。木全は「監督はイカ、僕はエビが好きという話をしたんです」「寿司友ができました」と目を輝かせながら話し、與那城から「それは楽屋で話してもらっていい……？」と提案を受けていた。

「JO1 THE MOVIE『未完成』-Go to the TOP-」は、全国の劇場で上映中。