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撮影を振り返り、赤楚は「大変というより楽しい思い出しか残っていません。ドラマ版でも撮った橋や会社など懐かしさもあり、新たに海やキャンプのシーンもあって、映画版だ!みたいなうれしい気持ちにもなりました」と声を弾ませる。町田は「ドラマ版から地続きの物語なので不安もあったんですけど、皆さんの顔を見たら、あ、戻ってきた!と。準備していたものがなくていいぐらい安心感がありました。ファーストカットを撮ったときにも『安達おかえり』『黒沢おかえり』と言ってもらえて、スペシャルな時間を過ごしていたんだなと改めて思いました」と感謝。赤楚が「あまりにもスイスイ戻れて逆に心配だった」と吐露すると、町田も「お互いに『これで合ってます?』『(役に)見える、見える!』みたいな。最後まで確認していたよね」と現場でのやり取りを明かした。
そして“改めて互いに素敵だと思ったところは?”というトークテーマへ。赤楚は「人を傷付けないようにする言葉選びやマインドが素敵。撮影でも、例えば食事中に椅子にジャケットを掛けたままなのはよくないとか、マナーも意識されているし、自分で意見を言える。僕はまったくそんなこと考えていなかったので、改めて勉強させてもらいました」と答えて町田に尊敬のまなざしを向ける。
町田は「こういう(ふうに言える)ところが素敵なんですよ」とはにかみつつ、赤楚に向けて「気持ちのいい方だなと。近寄りがたいとかの心配が何もない。そういう空気にさせてくれるのはすごい才能だし魅力的だと思います。それに現場で『疲れた』と聞いたことがない。ため息ひとつない。その熱量が素晴らしい」と称賛。さらに「ちょっと抜けてるところもあったりして(笑)。もう(魅力に)気付かないでほしいぐらい。どんな芝居をするんだろうと興味津々で、俳優としても刺激をもらっています」と手放しで褒めたたえて赤楚を照れさせる。そこから2人は「自分だって『疲れた』とか言わないじゃないですか!」「けっこう言ってるよ?」「いや、言ってないですって!」「聞かないようにしてくれてるんだよ」と押し問答を繰り広げ、風間も司会者も「ほほえましいですね」と温かく見守っていた。
またイベントでは、海外からの反響に対するコメントも。赤楚は「本当にうれしい。映画の予告編も字幕が付いていない段階なのに、コメントをくださったり。熱を持って、愛を持ってくださっているのは本当にありがたいです」と感謝し、町田も「深夜にひっそり放送して、観てくださる方1人ひとりの記憶に残ったり何か思ってもらえるようにがんばりましょうと話していたのを覚えています。そこからまさかこんなに広がっていくとは。作品作りに大切なことを学ばせてもらったなと思います」と世界各地のファンに向けて伝えた。
そしてイベント終盤には、3月1日に28歳の誕生日を迎えた赤楚を“おにぎりケーキ”で祝福。安達が“ダブルマヨのばくだんおにぎり”が好物だったことや、赤楚が口元に米粒を付けたまま撮影現場に来たというドラマ撮影時のエピソードにちなみ、サプライズで用意された。ケーキが運び込まれると、赤楚は目を丸くして「1粒1粒までリアルですね……」と動揺を隠せない。その様子を、町田は「『わあ!』とかリアクションしようと思えばできるところを、素直に反応して(笑)。こういうところが素敵ですよね」とほほえみながら眺めていた。
「チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~」は4月8日よりロードショー。
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Pre-completion event of new movie "CheriMaho THE MOVIE ~ 30-sai made doutei dato mahoutsukai ni nareru rashii ~" at TRUNK (HOTEL) on 10 Mar 2022 - Akaso Eiji & Machida Keita
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