藤元明緒が第3回大島渚賞を受賞、4月に「海辺の彼女たち」「絞死刑」併映

「海辺の彼女たち」の監督・藤元明緒が第3回大島渚賞を受賞した。

ぴあフィルムフェスティバル（PFF）が2019年に創設した大島渚賞は、映画の未来を拓き世界へ羽ばたこうとする、若くて新しい才能に贈られる賞。審査員長を坂本龍一、審査員を黒沢清とPFFディレクター・荒木啓子が務める。第1回は「鉱 ARAGANE」「セノーテ」の小田香が受賞し、第2回は該当者なしという結果に至った。

4月3日には東京・丸ビルホールで記念上映会を開催。ベトナム人女性労働者たちを描いた「海辺の彼女たち」と、大島渚の監督作「絞死刑」が上映される予定だ。当日は藤元、黒沢、ドキュメンタリー監督の大島新が登壇。荒木がMCを務める。チケットはチケットぴあで3月19日10時に発売。なお会場でのチケット販売は行われない。

※大島渚の渚は旧字体が正式表記

第3回大島渚賞 記念上映会

2022年4月3日（日）東京都 丸ビルホール
開映 13:00
料金：一般 2500円 / 学生 1500円
＜上映作品（予定）＞
「海辺の彼女たち」
「絞死刑」
＜トークショーゲスト＞
藤元明緒 / 黒沢清 / 大島新
＜MC＞
荒木啓子