本日3月10日の“東京都平和の日”にあわせて「
「アンネの日記」を原案に「戦場でワルツを」で知られる
東京都平和の日は、第2次世界大戦において約10万人の死者を出した1945年3月10日の東京大空襲にあわせて制定された。同じ第2次世界大戦下、ナチスドイツが占領するオランダ・アムステルダムで家族とともに隠れ家生活を送っていたアンネ。1944年8月に密告によって逮捕された彼女が、最終的にベルゲン=ベルゼン強制収容所で命を落としたのが1945年の2月から3月にかけてと言われている。わずか15年の短い生涯だった。
映像にはキティーが強制送還されそうな難民の子供たちのために、警察や群衆に向けて行った演説の一部を収録。彼女は国の重要な文化財であるオリジナルの「アンネの日記」を人質に行動に出る。多くの建物や施設にアンネの名前が冠され、崇拝の対象として形骸化された現代の状況を憂いながら「たった1人の命を救うために全力を尽くすべき。たった1つの命でも。子供の命は守られるべきだ」と、アンネが本当に伝えたかった言葉を紡ぐ。
「アンネ・フランクと旅する日記」は3月11日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国でロードショー。
会田 学(MANABU KAITA)web制作 @Manabu_Kaita
“親愛なるキティー”が紡ぐアンネの言葉「たった1人の命を救うために全力を尽くすべき」 https://t.co/0qqciTtxP0 #スマートニュース