「未完成」JO1が全員集結！金城碧海の「コントやりたい」に川尻蓮「叶っちゃうよ!?」

ドキュメンタリー「JO1 THE MOVIE『未完成』-Go to the TOP-」の完成記念プレミア試写会が本日3月4日に東京・TOHOシネマズ 新宿で開催され、JO1のメンバーが出席した。

JO1は、2019年にサバイバルオーディション番組をきっかけに誕生したグローバルボーイズグループ。本作では彼らのデビュー初期からの2年間が映し出される。

イベントには、まずメンバー11人のうち10人が登場した。最初にマイクを握った河野純喜は「河野純喜役を演じさせていただきました、河野純喜と申します」と開口一番にボケ、大平祥生から「役ないねん！」とツッコまれる。木全翔也は「今日の晩ごはんは何にしようかな」、鶴房汐恩は「若干おなかが痛い鶴房です」と思い思いの言葉で挨拶していき、会場を沸かせた。

続いてメンバーからの「碧海ー！」との呼びかけで、2021年10月より一時的に休養しており、活動再開を先頃発表した金城碧海がサプライズ登壇。客席からは歓声の代わりに大きな拍手が送られた。復帰後初めて公の場に姿を見せた金城は「お待たせしました。久しぶりに皆さんの前に出られてめっちゃ緊張しています」と率直な心境を伝える。そして金城の求めによって、11人がそろって「Go to the TOP! JO1です！」とおなじみのフレーズを口にした。

川尻蓮は「JO1が完成に近づくためにも、JAM（JO1ファンの呼称）の皆さんのためにも、碧海は必要不可欠な存在」と温かく迎え入れ、金城を「ただいま」と照れ笑いさせる。「（金城を）我こそは待っていた、という人は？」とMCに問われて、すかさず手を挙げたのは佐藤景瑚や河野ら。佐藤は「ずっと待っていました。僕はSee you!（金城の決めフレーズとポーズ）が大好きなので。あれがないと締まらない」と彼の復帰を喜んだ。

なおこの日、JO1はデビュー2周年を迎えた。ステージには祝福のためのケーキが運び込まれ、彼らはJAMとともに喜びを分かち合う。巨大なクラッカーから大量に飛び出たテープが報道陣に直撃すると、與那城奨は「大丈夫ですか!?」と心配そうに声を掛けた。

作中にも登場する2021年11月の有観客ライブ「2021 JO1 LIVE “OPEN THE DOOR”」を振り返って、白岩瑠姫は「皆さんの顔を見て『このために僕は活動しているんだな』と思った。夢の景色を見た瞬間でした」としみじみ。そして今後について問われた河野は「今年は全員ピザ禁止！」と宣言する。ピザ断ちは動きのキレのよさにつながるとのことだが、メンバーからは「なんで？」「純喜くんだけ？」とシンプルな疑問の声が上がった。川西拓実は「練習室のハンドソープの匂いがキツくて……。変えていただきたい」と個人的な願いを控えめに言い、川尻を大笑いさせていた。

現在19歳の豆原一成は「20歳になったら年金を払わないといけないですよね」とのんびり話し、與那城から「今言うことじゃない……」と優しくたしなめられる。佐藤は「今年の僕たちの活動を映画にしたい！」と声を張り、大平は「地方でライブツアーをする」と意気込む。金城が「11人でガッチガチのコント番組をやりたい」と期待した際には、川尻が「叶っちゃうよ!?」と慌てた様子で彼を見やった。

最後に與那城は「完成に向けて、また11人で一から歩んで行きますので応援よろしくお願いします！」と呼びかけ、イベントを締めくくった。

稲垣哲朗が監督を務めた「JO1 THE MOVIE『未完成』-Go to the TOP-」は、3月11日より全国でロードショー。