「白骨街道 ACT1」はミャンマー北西部のチン州にある“白骨街道”で、遺骨および遺品の発掘作業をする少数民族ゾミ族を追った作品。第2次世界大戦で日本軍が決行したインパール作戦の退却路は“白骨街道”と呼ばれており、現地にはかつての日本兵の遺骨と遺留品が数多く残されている。2019年1月、藤元率いる制作チームはチン州に滞在し第2次世界大戦の体験者を取材。ゾミ族の一団に同行する中で、彼らに出演を打診して取材で得た記憶や声をフィクションとして撮影した。なお「白骨街道」は今後長編化を視野に入れたシリーズを構想しており、本作はその第1弾となる。
本作は、4月16日から東京・ポレポレ東中野ほかで開催のミャンマー支援イベント「映画を観て、ミャンマーを知る Vol. 2」の上映作品として、藤元の長編デビュー作「僕の帰る場所」と同時上映。本イベントによる配給収益の一部と、設置した募金箱への協力金はミャンマー市民を支援する活動に寄付される。
映画を観て、ミャンマーを知る Vol. 2
2022年4月16日(土)~22日(金) 東京都 ポレポレ東中野ほか
Naoya Sakagawa @sakagan
ベルリン国際映画祭最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した『Myanmar Diaries(原題)』も日本で上映されることも願っている。
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