12歳の少女が孵化させた“それ”とは…北欧ホラー「ハッチング」新写真&コメント

2

251

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 77 173
  • 1 シェア

フィンランド発のホラー映画「ハッチング―孵化―」の場面写真と監督コメントが到着した。

「ハッチング―孵化―」

「ハッチング―孵化―」

大きなサイズで見る(全15件)

「ハッチング―孵化―」

「ハッチング―孵化―」[拡大]

森で見つけた奇妙な卵を、家族に秘密にしながら孵化させた12歳の少女・ティンヤを主人公にした本作。やがて卵から生まれた“それ”は、幸福な家族の仮面を剥ぎ取っていく。1200人のオーディションから選ばれたシーリ・ソラリンナがティンヤ、ソフィア・ヘイッキラが娘を所有物のように扱う自己中心的な母親を演じた。

「ハッチング―孵化―」

「ハッチング―孵化―」[拡大]

「ハッチング―孵化―」

「ハッチング―孵化―」[拡大]

監督のハンナ・ベルイホルムは本作が長編デビュー作。企画の始まりは、2014年に脚本家イリヤ・ラウチから少年が鳥の卵を孵化させる物語のアイデアを聞いたことだった。ベルイホルムは主人公を少女にすることを提案し、2人は共同で脚本を開発。物語には母からの過度な期待に応えることにとらわれるティンヤの内面や混乱が大きく関わっているという。場面写真にはティンヤが育て巨大化した卵から“それ”が姿を現す瞬間も。

「ハッチング―孵化―」

「ハッチング―孵化―」[拡大]

「ハッチング―孵化―」

「ハッチング―孵化―」[拡大]

ベルイホルムは「母と娘の2人の強い女性を中心に描いています。この映画は鎧をまとい、体面を保つことをテーマにしています」と主題に言及。さらに「多くの観客、特に女性の方は、映画を通して誰かをコントロールしたい、喜ばせたいという衝動と、不完全な自分の姿を見せることへの恐怖に気付くことになると思います」と語っている。

「ハッチング―孵化―」は、4月15日より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほかで全国順次ロードショー。

この記事の画像・動画(全15件)

(c) 2021 Silva Mysterium, Hobab, Film i Väst

読者の反応

  • 2

虚無ペン @sawa_nosu

12歳の少女が孵化させた“それ”とは…北欧ホラー「ハッチング」新写真&コメント https://t.co/U3qoJYO9rG

コメントを読む(2件)

ハンナ・ベルイホルムの映画作品

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 ハッチング—孵化— / ハンナ・ベルイホルム / シーリ・ソラリンナ / ソフィア・ヘイッキラ の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。