「
アメリカ・ニューヨークの闇社会を牛耳るイタリア系マフィア、コルレオーネファミリーを
「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズで知られるマンガ家・
また「孤狼の血」で知られる作家・柚月裕子は「人生のすべての苦悩と、その答えが描かれている名作。自分の創作の原点です」、龍が如くスタジオ代表・横山昌義は「仕事への信念。仁義を切ることの大事さ。一人の男の持つ覚悟の力を教えてくれる映画だと思っています」と「ゴッドファーザー」への思い入れをつづった。
「ゴッドファーザー」3部作は2月25日から27日の3日間限定で、東京・TOHOシネマズ 日比谷、大阪・TOHOシネマズ 梅田にて4K上映される。
「ゴッドファーザー」50周年記念上映
東京都 TOHOシネマズ 日比谷
大阪府 TOHOシネマズ 梅田
<上映スケジュール>
2022年2月25日(金)「ゴッドファーザー」
2022年2月26日(土)「ゴッドファーザー PARTII」
2022年2月27日(日)「
荒木飛呂彦(マンガ家)コメント
「ゴッドファーザー」へのコメント
きっと今まで作られた映画の中で史上最高の一本。僕はいったい何回見返した事だろうか。年齢を重ねて観るたびに描かれている真実を理解し始める。
でも3時間近い上映時間、このマフィアの家族たちと一緒に、ずっと同じ時の中を過ごしていたいとさえ思う。何もかも良い趣味で、音楽も靴も部屋の窓枠の形も飲んでるお酒の小さいグラスも孫と遊ぶ裏庭も全部良い。
「ゴッドファーザー」3部作で一番好きなシーン
長男ソニーが敵に考えをチラッとしゃべってしまう時に、父ビトーが、お酒をすすめて場の空気を変えようとするその小さいグラスの酒。
親子関係、長男の性格、これから来る攻撃と運命が集約されていて深い。
三谷幸喜(脚本家)コメント
「ゴッドファーザー」へのコメント
僕が台本を書く時のお手本です。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主人公北条義時のモデルは、ほとんどマイケル・コルレオーネです。
「ゴッドファーザー」3部作で一番好きなシーン
PART3の、マイケルが懺悔をするところ。
マイケルの人生の全てがそこにあるから。
柚月裕子(作家)コメント
「ゴッドファーザー」へのコメント
人生のすべての苦悩と、その答えが描かれている名作。自分の創作の原点です
「ゴッドファーザー」3部作で一番好きなシーン
最終章 オペラ劇場でマイケルが絶叫するシーン。
三部作を通して、唯一、マイケルが人前で激情を見せた場面だと思います。そのときの彼は、きっと誰もがはじめて見るマイケルだったのではないでしょうか。それまで彼が胸の奥に押し殺してきた苦しみ、悲しみ、罪悪感が一気にあふれ出た場面は、あまりに辛く涙が出ました。
横山昌義(龍が如くスタジオ代表・制作総指揮)コメント
「ゴッドファーザー」へのコメント
仕事への信念。仁義を切ることの大事さ。一人の男の持つ覚悟の力を教えてくれる映画だと思っています。「龍が如く」シリーズでも男の生き様を通じて近いものを描いてきた自分にとっては大先輩のような存在です。
「ゴッドファーザー」3部作で一番好きなシーン
1作目の終盤、幼児洗礼のシーン。
神聖な儀式を前に発せられる偽りの誓いの言葉。そして同時に描写される数々の“仕事”。主人公マイケルの強烈な野心と覚悟を感じられる最高のシーン。この数分間の全部がすごいと思います。
ヨッシ@ミモザがゆれる @going49
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