原作は一条岬の同名小説。眠ると記憶を失ってしまう難病・前向性健忘を患ったヒロイン・日野真織と、彼女を献身的に支えるも自身も大きな秘密を隠し持つ主人公・神谷透の切ない愛の物語がつづられる。道枝は透役、福本は真織役で出演。ドラマ「消えた初恋」でクラスメイトとして共演した2人が、本作では恋人役でダブル主演を飾る。
監督は「僕等がいた」「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の
映画初主演の道枝は「十代最後の映画になるので、十代を締めくくれる、自分のターニングポイントとなるような作品になればいいなと思いますし、この映画を経験して、役者として一回りも二回りも成長したいと思います」と意気込み、福本は「道枝さん演じる透くんとの関係性が大事になってくるお話なので、共演したことのある方で良かったなと思いました」とコメント。三木は「眩しさの真っ只中にいるフレッシュな二人だからこそ表現できる想いの儚さ尊さを、この作品で大切に描けたらと思います」と伝えている。
道枝駿佑 コメント
初の主演映画なので、不安もありつつ、楽しみもありつつ、クランクインを迎え、いよいよ動き出したなという気持ちです。映画で主演を演じたいとずっと思っていたので、お話をいただいた時は、とても嬉しかったですし、しっかりと悔いのないように自分らしくやり切りたいと思います。
台本を読んで、すごく感動しましたし、一日一日が尊くて儚くて大切なものだと改めて気づかせてくれるお話だなと感じました。
「セカコイ」が十代最後の映画になるので、十代を締めくくれる、自分のターニングポイントとなるような作品になればいいなと思いますし、この映画を経験して、役者として一回りも二回りも成長したいと思います。
福本莉子 コメント
三木監督とご一緒するのも二回目で、お相手の道枝さんも同じく二回目の共演で、いろんな縁が重なっている作品だなと感じています。道枝さん演じる透くんとの関係性が大事になってくるお話なので、共演したことのある方で良かったなと思いました。
「セカコイ」の原作を読ませていただいて、涙が止まりませんでした。私が演じる真織は、一日で記憶がリセットされるという難しい役で、不安も大きいのですが、頑張らなきゃなという気持ちでいっぱいです。監督から「この作品は現場で真織が心を動かすことが大事だよ、大丈夫だよ」と背中を押していただいて、私自身も真織同様、日記を付け始めました。初心を忘れず、毎日毎日新鮮な気持ちで頑張っていけたらいいなと思います。
三木孝浩 コメント
「記憶」という、人が生きていく上で前へ進むための大切な基盤でもあり、時に大きな足枷ともなりうる不確かで曖昧なもの。
この映画は、そんな「記憶」を1日ごとに失ってしまう少女とある「記憶」に縛られて動けない少年の少しおかしくて切なくて愛おしいラブストーリーです。
誰かをどうしようもなく好きになったこともいつか忘れてしまう。
すくった瞬間手のひらからこぼれていくその想いは、ずっと同じカタチのままで留めておけないからこそ美しいのかもしれません。
道枝駿佑くんと福本莉子ちゃん。眩しさの真っ只中にいるフレッシュな二人だからこそ表現できる想いの儚さ尊さを、この作品で大切に描けたらと思います。
岸田一晃(プロデューサー)コメント
企画立案と脚本に着手したのは第一回目の緊急事態宣言の真っただ中。あらゆるものが“なかったこと”にされていく現実は一日で記憶を失ってしまう真織に恋をする透の気持ちと痛いほどにリンクしました。愛や思い出さえも“なかったこと”にされてしまったとしたら? 失われていくばかりの世の中で目の前にある微かな希望に手を伸ばす透と真織の物語です。求め合う恋の行先と物語に隠された仕掛けは記憶を取り扱ったラブストーリー映画の新領域に皆さんを誘ってくれると信じています。
光と影を巧みに操りエモーショナルな世界を確立させる俳優・道枝駿佑くん。一瞬で心を射抜き、観客と心情を同期させる女優・福本莉子さん。この2人にオファーして本当に良かった。今、目の前で演じている姿を見て確信しました。
映画ナタリー @eiga_natalie
なにわ男子・道枝駿佑と福本莉子がW主演「今夜、世界からこの恋が消えても」7月公開(コメントあり)
https://t.co/VMRQ2536Za
#道枝駿佑 #なにわ男子 #福本莉子 #セカコイ