犬童一心、活弁シネマ倶楽部で田中泯を語る「異質な存在感を持つ方」

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“映画を語る”配信番組「活弁シネマ倶楽部」に映画監督・犬童一心が初登場。「名付けようのない踊り」について語った。

左から犬童一心、森直人。

左から犬童一心、森直人。

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「名付けようのない踊り」ポスタービジュアル(操上和美)

「名付けようのない踊り」ポスタービジュアル(操上和美)[拡大]

本作はポルトガル、フランス、日本の3カ国33カ所で踊る田中泯の姿を約2年にわたって犬童が追ったドキュメンタリー。番組内で犬童は「泯さんを『メゾン・ド・ヒミコ』にキャスティングするときに、ダンサーだということを知らないでキャスティングしたんです。それでご一緒した際、演技の質感のようなものがほかの方々とまったく違うので、魅入っちゃうんですよね。そこで、ダンスをやられていることを知りました。それから、彼のダンスを観に行くようになりました」と話す。

第27回日本アカデミー賞授賞式に参加した際に田中と初めて会った犬童は「にぎやかな会場の中で1人だけ異質な方がいて。思わず目が留まっちゃうんですよね。その周囲には日本を代表する俳優の方々がいましたが、全然目に入らないんです。質の問題です」と当時の印象を述べ、「ちょうどこのとき『メゾン・ド・ヒミコ』のキャスティングを進めていました。探していた役には、うまい俳優を求めていたわけではありません。それだとアンサンブルになってしまうので、とにかく異質な存在感を持つ方を探していたんです」と明かした。

また、このトークでは、ダンサーや俳優としての田中だけでなく、その存在そのものにも肉薄。制作の裏側や、ほかの映画の現場での田中に関する裏話、犬童の「ドキュメンタリーを撮るという気持ちはないのかもしれないですね」という発言も聞ける。

「名付けようのない踊り」は東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿バルト9、Bunkamura ル・シネマほか全国で上映中。

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(c)2021「名付けようのない踊り」製作委員会

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