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本作は巨大怪獣の死体処理という“無茶ぶり”に翻弄される人々を描く空想特撮エンタテインメント。首相直轄組織・特務隊の隊員である主人公・帯刀アラタを演じた山田は、撮影現場での無茶ぶりエピソードを聞かれると「(映画の)ポスターでも背負っているロケット(ランチャー)なんですが、2つ背負って作業をするシーンがあって、あれが本当に重くて……。体感1つ10kgくらいあって、それを2つ背負って走ろうと言われたときは“これ軽くてもいいんじゃないか?”と思いましたね(笑)。質感や画で見たときのリアルさはこの重さでないと出せないんだろうなと自分を納得させながら撮影していました」と振り返る。
三木は「リアリズムですから(笑)。重いものと軽いものでは揺れ方が画として違うので。でもそれをアクションにつなげていく山田さんの身体能力の高さは素晴らしいですよね。背負ったままジャンプしなきゃいけないシーンもあるのに」と山田を称賛。山田は「大変でした。(撮影後は)楽屋でずっとソファのひじ当てで首をぐりぐりしていました(笑)」と苦労を明かした。
アラタの元恋人・雨音ユキノを演じた土屋は草むらを走るシーンに触れ「特撮ヒロインらしいシーンで張り切っていたのですが、草が生えすぎていて進めなくて……しかも冬の時期で硬いし刺さるんですよ。『キャー!』って叫びながら走るんですが、本当に“キャー!”って思いながら走っていました。本当に痛くて」と回想。総理秘書官・雨音正彦役の濱田は「総理と密談するシーンですごく距離が近く、西田さんとゼロ距離で接した場合『釣りバカ日誌』だったら100%チューしている距離なんですよね(笑)。今回は総理と秘書官なので絶対チューはダメですから非常に悶々としていました」と話して笑いを誘った。
内閣総理大臣・西大立目完を演じた西田は「無茶ぶりだと思ったことはなかったです。“西田敏行”という俳優の大きさでしょうか、監督をびびらせたのかな」とジョークを交えながらも「いつも情熱的に次の画の演出を考えている印象でした」と三木をたたえる。
続いて、巨大怪獣の隆起を模した巨大風船が劇場内に出現。山田は「(撮影時のランチャーも)これぐらい軽かったらなあ」とほほえみながらバズーカで巨大風船を狙撃し「(劇中でも)こんなに簡単に始末できたらいいなと思いました。映画だと苦戦していましたから」と笑った。
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【イベントレポート】「大怪獣のあとしまつ」山田涼介が首ぐりぐり、土屋太鳳は草むらで“キャー!”
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