松本清張のミステリー小説「眼の壁」が初の連続ドラマ化。
原作は昭和32年に発表された社会派推理小説。白昼の銀行を舞台に巧妙に仕組まれた手形詐欺と、その真相に迫る物語だ。バブル終焉期の1990年に舞台を移したドラマでは、資金繰りに苦しむウキシマ電業製作所の経理課長・萩崎竜雄が主人公に。融資のめどが立った矢先、部長の関野が2億円の手形詐欺に遭い、姿を消してしまう。萩崎は父の恩人でもある関野のために新聞記者の友人の力を借りて真相追求に乗り出すが、その背後では権力者や巨大組織がうごめいていた。そして萩崎は事件の鍵を握ると見られる謎の美女・上崎絵津子にたどり着く。
小泉は「連続ドラマW 死の臓器」以来、約7年ぶりにWOWOWドラマで主演。萩崎について「経理を担当している普通のサラリーマンですが、上司の失踪を機に事件に巻き込まれてしまいます。そして絵津子との出会いでさらに人生の歯車が狂っていくという役どころです。松本清張作品らしい様々な人間が巻き込まれ破滅していく様をドキドキ、ハラハラしながら見ていただけたら嬉しいです」と語っている。
監督を務めたのは「連続ドラマW 殺人分析班」シリーズなどを手がけてきた
「連続ドラマW 松本清張 眼の壁」第1話はWOWOWプライムで無料放送。
小泉孝太郎 コメント
何作か松本清張原作の作品は出演させていただいてますが、WOWOWで主演で演じさせていただけるということで喜びと共に気が引き締まる思いでした。
今回演じました萩崎という役は経理を担当している普通のサラリーマンですが、上司の失踪を機に事件に巻き込まれてしまいます。そして絵津子との出会いでさらに人生の歯車が狂っていくという役どころです。松本清張作品らしい様々な人間が巻き込まれ破滅していく様をドキドキ、ハラハラしながら見ていただけたら嬉しいです。
内片輝 コメント
原作とは違い1990年のバブル終焉を舞台にしていますが、松本清張作品の世界観を損なわないよう、芝居、映像、音楽含めこだわりました。ぜひ注目していただきたいです。
また主人公萩崎のキャラクターは、小泉孝太郎さん自身の魅力を内包することで深みを増し、光を放っています。小泉さんとは今回初めてご一緒しましたが、確かな演技力と撮影中に見せてくれる人間的な魅力に感銘を受けました。今作に限らずまた組みたいと思わせてくれる素晴らしい役者であり、今は神戸、滋賀での過酷な撮影を乗り切った戦友だと思っています。
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松本清張「眼の壁」がWOWOWで初の連続ドラマ化、主演は小泉孝太郎(コメントあり)
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