「誰かの花」奥田裕介、カトウシンスケが活弁シネマ倶楽部に登場

「誰かの花」で監督・脚本を担当した奥田裕介と主演のカトウシンスケが、配信番組「活弁シネマ倶楽部」に登場。その模様がYouTubeで公開された。

本作は、神奈川・横浜の映画館シネマ・ジャック＆ベティの30周年企画映画として製作された。主人公・孝秋の両親が住む団地で起きた悲劇が描かれる。

奥田は「“違和感”というものを大事にしています」と脚本執筆時のこだわりを述べ、“被害者も加害者になり得る”という思いと認知症の叔父を介護しているときの経験が重なり、本作の物語が生まれたと明かす。彼の希望によって孝秋を演じたカトウは「『あと2、3日で脚本をお送りしますね』と言われてから、2、3週間は来なかったですね（笑）。でも届いたものに目を通してみたら、ほとんど撮影稿に近い、きっちりとしたものに仕上がっていました」と回想した。

番組では、そのほか奥田ならではの作品・現場作り、カトウの俳優としての魅力にまつわるトークが繰り広げられる。

「誰かの花」は全国で順次公開中。