劇場アニメ「
思春期を迎えて家族の食卓に顔を見せなくなった長女ウェンズデーを心配した父ゴメズが、家族を連れてドライブ旅行をするさまを描く本作。母モーティシア役を杏、ゴメズ役を生瀬、伯父フェスター役を秋山が務めた。
前作の日本語吹替キャスト・LiLiCoがMCとして登場した同イベント。杏は「アメリカ全土を巻き込んだ、大きなスケールの映画になって帰ってきたなと思いました」と感想を述べ、「モーティシアは低めの声なので、その枠を出ない範囲で愛情を表現したり、怒っている声を出したり、一方で(感情を)隠したりと、演出してくださっている方と作っていきました」とアフレコを振り返った。
生瀬は本作を“ロードムービー”と表現し「ただのコメディではなく、ファミリーのお話でもあり、深い話になっています」とコメント。秋山は「実写版を意識して、前よりもフェスタ―に体を寄せました。(前作からの)1年間で5、6kgは増えたんじゃないかな。顔付きも寄せましたよ。フェスターの顔で1年間過ごして、顔を中央に寄せていきましたから」とフェスターの顔をまねて見せる。
劇中で“ウェンズデーの反抗期”が描かれることにちなみ、MCから「反抗期はあった?」という質問も飛んだ。杏は「反抗期って社会に出る境目の、閉じられた鬱屈とした感じを言うのだと思いますが、そのときには私は仕事を始めていたので社会との風通しもよかったんです。なので反抗期という反抗期はなかったです。でも今、遅ればせながら反抗期のような感じで、まだ1度も染めたことをない髪を染めてみたいって気持ちになってきました」と回答。生瀬は優等生だったそうで、「何に反抗すればいいのかわからなかった」と当時の心境を明かした。
対する秋山は「母ちゃんがうるさかったので、『うるせーよ』って暴言吐いたり、腹が立って実家の便所の壁に穴を開けたり……。夏休みに遊んでばかりいたら、終わる直前にかあちゃんが急に『はい! 現実に戻りなさい!』って言うんですよ。それが嫌で、(パンチのアクションをしながら)バーンって。あとで見たら、花が描かれた優しいポスターで穴が隠してあって、めちゃくちゃ申し訳ない気持ちになりました」と反省の色を見せて笑いを誘った。
グレッグ・ティアナンとコンラッド・ヴァーノンが監督を務めた「アダムス・ファミリー2 アメリカ横断旅行!」は、全国で公開中。
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「アダムス・ファミリー2」杏と生瀬勝久は反抗期なし、秋山竜次は当時を猛省
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