豊田利晃「戦慄せしめよ」に坂東玉三郎ら応援コメント、公開直前イベントも決定
2022年1月25日 18:00
音楽家・日野浩志郎(goat / bonanzas / YPY)と太鼓芸能集団・
玉三郎は「佐渡島の厳しさの中から湧き出て来る魂の、荒ぶり、鎮まる世界が、日野さんの音楽と、鼓童の演奏にのって、その映像美から出現する」と感想をつづった。本作に出演した
1月28日の公開に向け、26日にはライブストリーミングチャンネル・DOMMUNEで特別番組を配信。日野や鼓童のメンバーがトークを繰り広げるほか、鼓童のライブも披露される。27日には東京・渋谷WWW Xにて、日野や鼓童が出演する前夜祭ライブが開催。ライブのチケットはイープラスで販売中だ。
豊田利晃監督作品「戦慄せしめよ」~すべては叩くことからはじまった。
2022年1月26日(水)21:30~24:00 DOMMUNE
TALK:小沼純一(音楽・文芸批評家)、日野浩志郎、中込健太(鼓童)、住吉佑太(鼓童)、葛西敏彦(サウンドエンジニア)、 宇川直宏(DOMMUNE)ほか
LIVE:鼓童
DJ:COMPUMA
映画「戦慄せしめよ」劇場公開記念ライブ
2022年1月27日(木)東京都 渋谷WWW X
開場 18:00 / 開演 19:00
税込料金:前売り 3500円(ドリンク代別)
<出演>
鼓童 / YPY ×
応援コメント
坂東玉三郎
佐渡島の厳しさの中から湧き出て来る魂の、荒ぶり、鎮まる世界が、日野さんの音楽と、鼓童の演奏にのって、その映像美から出現する。
蓮沼執太(音楽家)
音にとって、主体はどこにあるのだろうか。世界が音を放ち、人間は営みを奏でる。
そのすべてが自然に還るように。
今井智子(音楽ライター)
鼓童の緊張感溢れる演奏が、厳寒の佐渡に響き渡る。肉体と直結し精神を震わせる楽器たちを鳴らす、繊細にして大胆な躍動感が素晴らしい。これほどに厳しく音楽と向き合う表現者が他にいるだろうか。柔らかに内省する日野浩志郎の演奏との対比、またコラボレーションが鮮やかだ。
「プラネティスト」では小笠原諸島の海と対峙するミュージシャン(中村達也、ヤマジカズヒデ、GOMA)を捉えた豊田監督が、その先にある響きを描いた快作。
COMPUMA(DJ)
自然界の八百万の神々、森羅万象、アニミズム精霊信仰、伝統と最新鋭エクスペリメンタル・アカデミック・ ミニマリズムが出会うべくして出会った、佐渡島の太鼓芸能集団、鼓童と日野浩志郎(goat / YPY)によるロマン溢れる果てしなき驚異のリズム探求世界。素晴らしかった。
自然界との共存、張りつめた空気までもが躍動する音世界、映像美も神々しく美しい。
ストイック凛とした集 中力、精神力、漲るかっこよさ、しなやかさにも圧倒されました。
あらためて劇場で爆音体感したいです! そしてもちろん、いつの日か、現地、佐渡島で生演奏を体験したいと強く思った。
梶井照陰(僧侶・写真家)
今まで様々な映画が佐渡で撮影されてきましたが、これほどまで佐渡の深層に分け入った作品を知りません。
豊田利晃監督だからこそ撮影できた作品だと思います。
みどりん(ds from SOIL&"PIMP"SESSIONS)
マジでヤバい映画です。
佐渡島での爆音上映見れたんだけど、正直言って音楽観が変わるよ。 ドラマー諸氏には体感含めて必須です。
Strongly recommend.
宇川直宏(DOMMUNE)
「戦慄せしめよ」!!!!!!! これこそが、ウィズ / アフターコロナの時代に咲いた世界史的な創造変革の第1章のひとつである!!!!!!!!!
「秘すれば花なり。秘せずは花なるべからず」これは世阿弥の言葉であるが、秘めるからこそ花になる、秘めねば花の価値は失せてしまう。
戦慄せしめよ!! そしてこの映画体験を他言するなかれ!! その戦慄を活動の源泉とせよ!!
この映画は明らかにポスト・パンデミック・ムーヴメントの幕開けを意味している!!!!!!!!!
渋川清彦(「戦慄せしめよ」出演)
豊田利晃に導かれ、またひとつ自分の財産が増えました。冬の佐渡島という圧倒的な厳しさと美しさ。
そこに根付く鼓童の力強く美しくバイブレーションしているチーム。
そして日野浩志郎という音の哲学者のような男の調理が入り豊田利晃が物語を紡ぐ。
まさに戦慄しました。
でかいスクリーンで爆音で浴びたいな。豊田さんは次、どこへ向かうんだろう。
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