第74回カンヌ国際映画祭にてグランプリを獲得した本作の主人公は、イランの古都シラーズで借金を理由に服役しているラヒム。ある日、婚約者が偶然にも17枚の金貨を拾い、ラヒムはそれを元手に借金を返済しようとする。しかし罪悪感に苛まれた彼は落とし主に返すことを決意。そのささやかな善行がメディアに報じられ、ラヒムは“正直者の囚人”として祭り上げられる。ところがSNSで広まったあるうわさにより状況は一変し、無垢な吃音症の幼い息子を巻き込んだ事件に発展していく。
ファルハディが脚本も担当。
「英雄の証明」は東京のBunkamura ル・シネマ、シネスイッチ銀座、新宿シネマカリテで公開。
映画ナタリー @eiga_natalie
カンヌでグランプリ受賞、アスガー・ファルハディ監督作「英雄の証明」4月公開
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