「ロード・オブ・ザ・リング」3部作が20周年で国内初のIMAX上映

ピーター・ジャクソンがJ・R・R・トールキンのファンタジー小説「指輪物語」を実写映画化した「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ3部作。このたび1作目の日本公開から20周年を記念し、国内初のIMAX上映が行われることが発表された。

ホビット族の若者フロドを主人公に、世界を滅ぼす力を秘めた指輪をめぐる冒険を描いた同シリーズ。旅の始まりを描く「ロード・オブ・ザ・リング」は2002年3月に公開され、アカデミー賞で4部門を獲得した。完結編となる「ロード・オブ・ザ・リング／王の帰還」のアカデミー賞作品賞を含む11冠は歴代最多タイの記録として知られる。

上映はスペシャル・エクステンデッド・エディションではなく劇場公開版。ジャクソン自ら4Kリマスター化した素材となる。このたび3作の劇場ポスターも解禁された。公開日などは決まり次第、ワーナー ブラザース ジャパンの公式SNSで発表される。

また6月3日には4K ULTRA HDとHDデジタルリマスターBlu-rayがセットとなった「トリロジー・フィルムコレクション」が初回限定生産で発売。こちらは同シリーズの60年前を舞台にした「ホビット」3部作も用意された。2021年12月に1000セット限定で発売された「中つ国 [ロード・オブ・ザ・リング/ホビット]アルティメット・コレクターズ・エディション」の反響を受け、装いを新たに販売される形だ。それぞれ劇場版とスペシャル・エクステンデッド・エディションの本編が収録され、18枚組の「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズが税込3万4800円、12枚組の「ホビット」シリーズが税込2万4800円となる。