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宇賀那健一による短編「異物」「適応」「増殖」「消滅」で構成された本作。日々の生活に閉塞感を感じているカオルのもとに突然“異物(謎の生命体)”がやってきたことから物語が展開する。
小出は「田中さんとの2人のシーンで“あいつ(謎の生命体)”も出ているのですが、必死でお芝居をしている裏で、みんなが“あいつ”を操るのに夢中になっていて。しかも宇賀那監督はずっとケラケラ笑っていてちょっとイラっとしました」と笑顔で話し、それを受けて宇賀那は「だんだんみんなが“あいつ”を動かしたがっていくさまが面白くなっちゃって」と続ける。田中俊介は「4編の作品が1つになって、しかも海外で評価が高いということにうれしくもあり、びっくりしました」と反響の大きさに触れた。
そして、劇中に“あいつ”が登場することにちなんで、「一緒に住んでみたい生き物は?」との質問が飛ぶ。田中真琴は「首長竜がいいです。性格も優しそうだし、うまくやっていけそう」と考えを述べ、小出も「ちょっと似ているんですけど、私はドラゴン!」と声を上げる。田中俊介が「また作品に呼んでもらえるかもしれないから」と宇賀那を選ぶと、当の本人は「そういうことなら、僕は界人ですね」と答えた。普段は静かだという吉村は「河童くらいがちょうどいいのかな」と想像を膨らませる。
最後に宇賀那は「登場するキャラクターを見て滑稽だなと思う瞬間がありつつも、最終的にはこの人たちを愛したいという思いで作りました」と挨拶し、イベントを締めた。
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【イベントレポート】「異物 -完全版-」田中真琴は首長竜とうまくやれそう、吉村界人は河童がちょうどいい
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