「ジョゼと虎と魚たち」の監督・
斉藤が愛犬との大切な思い出をもとに小説を執筆し、自身でも愛猫の記事を書くなど動物愛にあふれる犬童が共同で脚本を手がけ映画化した「ハウ」。このたび解禁されたティザービジュアルには、物語の主人公となる子犬・ハウの姿とともに「ワンと鳴けない優しい犬とちょっぴり気弱な青年の物語。」というコピーが添えられている。超特報映像もYouTubeで公開中だ。
「ハウ」プロジェクトの始動にあたり、斉藤、犬童、プロデューサーの小池賢太郎からコメントが到着。斉藤は「犬は友であり、私の庇護者でもありました。締め切りに追われ、筆も進まぬまま、愛犬と過ごした日々を思い出していたある夜、この物語が降りてきました」と着想を得たきっかけを明かし、「きみ、いったい、何者なの? わたしはずっとこの不思議な存在を小説にしたいと思っていました。人間の都合で声を失った犬が、傷ついた人々に生きる勇気を与えてくれるお話。そんな物語に小池賢太郎プロデューサーが共感してくださり、犬童一心監督の手で映像化されることとなりました」と経緯をつづった。犬童は「毎日撮影をしながら、その瞳の輝きに何度もグッときてしまいました。『ハウ』は、今こそ必要な、他人を思いやる想像力が姿を現したかのようです」と振り返っている。
なお「ハウ」の公式Twitter、Instagramも開設され、今後はハウの姿が更新されていく予定だ。
斉藤ひろし(原作・脚本)コメント
子供のころ、我が家に一匹の野良犬が迷い込み、そのまま家族の一員となりました。犬は友であり、私の庇護者でもありました。締め切りに追われ、筆も進まぬまま、愛犬と過ごした日々を思い出していたある夜、この物語が降りてきました。犬が私たちに示してくれる愛と友情の深さは理解不能なまでに無限大です。きみ、いったい、何者なの? わたしはずっとこの不思議な存在を小説にしたいと思っていました。人間の都合で声を失った犬が、傷ついた人々に生きる勇気を与えてくれるお話。そんな物語に小池賢太郎プロデューサーが共感してくださり、犬童一心監督の手で映像化されることとなりました。犬童監督は作家として無闇に妥協迎合しない厳しさで創作にのぞみ、なおかつそれが自然と良質なエンタテインメントを生み出してしまうという、映画に愛された人です。みなさんに、この作品を観て陽だまりのような温かさを感じていただけたら幸いです。
犬童一心(監督・脚本)コメント
「ハウ」は神さまからの贈り物。
その旅の中でいくつもの傷ついた心を見つけ寄り添っていく。どんな時も人を信じきる在り方、そのイノセントな魂に心揺さぶられます。
毎日撮影をしながら、その瞳の輝きに何度もグッときてしまいました。
「ハウ」は、今こそ必要な、他人を思いやる想像力が姿を現したかのようです。
きっと、今一番望まれているものがそこに見えて来ます。
小池賢太郎(プロデュース)コメント
2016年春、脚本家、斉藤ひろしさんと、ある映画の脚本の打ち合わせをしている最中に、偶然にもこのハウの物語をお聞きして、深く感銘を受けたことを今でも覚えております。
あれから、月日が経ちましたが、今の時代に、映画化が決定して、皆様に、この物語をスクリーンで見て頂けることを本当に嬉しく思っております。
犬童一心監督の思いや、斉藤ひろしさんの思いを一身に受け、躍動するハウの勇姿を是非、楽しみにして頂けたらと思います。ハウという一匹の白い犬の存在感。
その大きすぎる魅力に、皆様の驚く顔を想像すると、今からわくわくします。
映画ナタリー @eiga_natalie
監督・犬童一心×原作・斉藤ひろし、犬と人の絆を描く「ハウ」夏公開(動画あり / コメントあり)
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