本作は、思いやりと人間愛は人一倍だが何をしても中途半端な男・中越チカラが、同じマンションの住人たちの悩みを解決していく社会派ホームコメディ。「家政婦のミタ」「過保護のカホコ」の
松嶋が演じるのは、中越家の隣である404号室に住む道尾頼子(みちおよりこ)。引っ越してきたばかりのチカラにゴミ置き場の場所を教えるなど優しく世話好きな女性だが、占いにハマっているらしく、常に“今日のラッキーカラー”の服を身にまとっている。
「GTO」「魔女の条件」「家政婦のミタ」など遊川が脚本を手がけたドラマに出演してきた松嶋は「これまでも個性のある役を演じてきましたが、今までと道尾頼子との違いは、自分にない要素です」とコメント。「監督からのリクエストは、『自分に役を寄せるのではなく、真逆を意識してやってみてください』という事ですが、それは難しく、日々試行錯誤しながら取り組んでいます」と述べている。
「となりのチカラ」は1月20日にテレビ朝日系でスタート。毎週木曜21時より放送される。
木曜ドラマ「となりのチカラ」
テレビ朝日系 2022年1月20日(木)スタート 毎週木曜 21:00~21:54
※初回拡大スタート
松嶋菜々子 コメント
気づけば、遊川さんの作品に多く出演させていただいていることをあらためて実感し驚いています。
これまでも個性のある役を演じてきましたが、今までと道尾頼子との違いは、自分にない要素です。監督からのリクエストは、「自分に役を寄せるのではなく、真逆を意識してやってみてください」という事ですが、それは難しく、日々試行錯誤しながら取り組んでいます。
共演者の皆さんも監督から“意外性”をリクエストされているそうなので、モニターで皆さんの演技を楽しませていただいています。今作は、そんなキャストの皆さんのイメージとは異なる“意外性”が見どころのひとつ。特に、かっこいいイメージの松本潤さんの“ギャップ”。脚本を書かれた遊川和彦さんがチーフ監督としてイメージを大切に丁寧に撮られているので出来上がりがとても楽しみです。
「となりのチカラ」も、これまでの遊川さんの作品のように、追い詰められている状況をただハッピーエンドに解決するのではなく、小石を投げて波紋をよび、自然と次のステージへと向かわせる。そして、そこに反応するそれぞれの人間性をリアルに描く、遊川さんならではのドラマになっています。
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