堤の監督50作目となる本作は、「精子バンク」を題材に、愛を追う女性たちが本音むき出しで人間味をさらけ出すワンシチュエーション喜劇。同じ男を愛した喪服姿の女たちが、己のプライドをめぐって壮絶な舌戦を繰り広げる。主演の
本編冒頭映像には、マウント命の受付嬢、元ヤンキーのシングルマザー、謎多きセレブ医師というタイプの違う女性3人が、男に三股を掛けられていたことを知り、泣き叫びながら取っ組み合うさまが捉えられている。前田は「同性同士でしか曝け出せない顔、なさそうでありそうな会話劇。女性の根っこの強さが前面に出ていて、3人ともとてつもなくかっこよかったです」とコメントし、辛酸も「魂がむき出しになったソウルメイト感が羨ましい」と称賛した。
「truth ~姦しき弔いの果て~」は1月7日より東京・新宿シネマカリテほか全国で順次公開予定。
伊藤さとり(映画パーソナリティ)コメント
女という生き物が交じり合った時、
スリリングで刺激強めで驚きの結末が待ち受けていた。
密室劇の面白さを全て詰め込んだラブストーリーに乾杯。
辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)コメント
人間関係が稀薄になっている今、同じ男性を共有したというディープな縁は、もしかしたら親戚よりも近い関係かもしれません。魂がむき出しになったソウルメイト感が羨ましく、スクリーンごしに足りないコミュニケーションを補えました。
中村竜太郎(ジャーナリスト)コメント
欲なのか、プライドなのか。弔い女たちの本音がぶつかり火花を散らす、息をもつかせない物語。緊張と対立、そして揺らぎながらの融和。そこに浮かび上がるひとの愚かさと滑稽さが、切なく、笑える。閉塞する“いま”を壊そうとするかのような女たちの心の叫び。これはまさしく“女たちの応援歌”だ。
東紗友美(映画ソムリエ)コメント
マウント、嫉妬、ハムより薄い女の友情。
そんな言葉を聞くけれど。
果たして女たちは本当に仲が悪いのだろうか?
お互いの胸の内をさらけ出すことができた時、誰とでも親友になれる可能性を秘めているという“truth”をこの映画は教えてくれた。だからすべての出会いが面白くなる! 女という生き物と真正面から向き合った作品だ。
パワフルな彼女たちの決心を目の当たりにすると、今後の人生における決断の味方ができた気分だ。
前田敦子(女優)コメント
同性同士でしか曝け出せない顔、なさそうでありそうな会話劇。女性の根っこの強さが前面に出ていて、3人ともとてつもなくかっこよかったです。見始めたら一瞬でエンドロールでした!!
よしひろまさみち(映画ライター)コメント
第三者が観る恋愛がらみのあけすけ口撃バトルって、なんでこんなにおもろいのかしら……。マウンティング・マウンテンの頂上を目指すドロドロ密室会話劇。ぜひあなたも泥沼バトルの傍観者に。
映画ナタリー @eiga_natalie
堤幸彦「truth」冒頭映像が公開、前田敦子「女性の根っこの強さが前面に出てる」(コメントあり)
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