「
本作は、2018年に公開された「ボス・ベイビー」の25年後を舞台にした作品。大人になった“ボス・ベイビー”ことテッドと兄ティムのもとに“ボス・レディ”としてティムの次女ティナが派遣され、世界征服をたくらむ悪の天才博士に立ち向かうさまが描かれる。
“赤ちゃん泣き止み動画”は、各界のスペシャリストのノウハウを集結させ、作品の公開記念に制作されたもの。ドリームワークス公式のYouTubeチャンネルで公開され、平均で3、4回試した実験では96.7%の赤ちゃんが必ず1回は泣きやむという結果が出ている。今回は、
動画内では、多部がリズミカルな動画に「泣きやみそうな気がします!」と期待を寄せ、ムロの「ボス・ベイビーが出ているのに、なぜ私の声ではないのだろう?」という訴えには、石田から「ムロさんの声は(赤ちゃんが)泣いてしまう声だということですよ」とツッコミを入れる。検証結果では、動画が流れた瞬間にピタッと泣きやむ赤ちゃんの姿に全員から「速い!!」と驚愕の声が上がった。
「ボス・ベイビー ファミリー・ミッション」は全国で公開中。
※動画は現在非公開です。
福井洋介 コメント
曲作りの前、濁音であるボス・ベイビーの「ボ」や「ビ」は赤ちゃんにとって耳に痛い音なのではないかと躊躇してましたが、志村先生のアドバイスで大胆に使用しました。ボ!ボ!ボ!の導入部のあとは、みんながいっしょに歌ってくれるような曲調に、そしてアレンジでは、おもちゃ箱をひっくり返したような、途中で飽きのこない音色をふんだんに用いてみました。
この動画を見て、赤ちゃんだけでなく、ご家族みんなが楽しい気分になってくれればうれしいです。
志村洋子(埼玉大学名誉教授)コメント
この動画音楽は、泣いている赤ちゃんにも楽しい気分になってもらえるように、赤ちゃんの興味を引くポイントを散りばめて作りました。
とくにポイントなのは、映画のタイトル「ボス・ベイビー」に入っている「ボ」「べ」「ビ」の発音が際立って聞えることです。
乳幼児が発達過程で発話することが多いオノマトペ的な「ボ」「べ」「ビ」の連続は、赤ちゃんの興味を引くだけでなく、馴染みやすく、自分でも一緒に発音しやすい音になっています。また、赤ちゃんが歌っているような歌声の部分もあり、興味を惹かれると考えています。
赤ちゃんの聞こえは大人とは異なって、大人よりずっと高音域までとても良く、聞こえる聴力の持ち主であることが知られるようになってきました。ただし、背景に雑多な音があると中心の「メロディライン」を集中して聞くことができません。つまり、赤ちゃんはいろいろな音が背景に鳴っていると、中心になるメロディの音をはっきり聴き取ることができないのです。今回の楽曲はそうした特性を意識した曲になっています。
主役の赤ちゃんの飛び切り豊かな表情変化を間近に見ると、親近感をもってその動きの素早さと、カラフルな色の変化に惹かれていくと思います。きっと、赤ちゃん自身の気持ちも楽しいものに変わっていくと思います。また、とても楽しめる雰囲気の映像の中で、キャラクターの男の子と女の子の動きの素早さに、赤ちゃんも釣られて楽しくなることでしょう。可愛いキャラクターの赤ちゃんたち(二人)には子どもたちもきっと親近感をもつことでしょう。
泣き止んでご機嫌になった赤ちゃんとご家族みんなが一緒に楽しい気分になってくれるとうれしいです。
関連記事
ムロツヨシの映画作品
関連商品
映画ナタリー @eiga_natalie
ムロツヨシらキャストが視聴、ボス・ベイビー特製“赤ちゃん泣き止み動画”(コメントあり)
https://t.co/QFQMmS9jZH
#ボスベイビー #ムロツヨシ #多部未華子 #芳根京子 #乙葉 #石田明 #ボスベビ見せたら泣き止んだ https://t.co/eVDiQRb8Zx