20世紀フランスの架空都市を舞台にした本作。国際政治からアート、ファッション、美食に至るまで唯一無二の記事で人気を博す雑誌フレンチ・ディスパッチの記者たちが、急死した編集長の追悼号のために、ある4本の記事にまつわる物語を振り返っていく。
第2話「宣言書の改訂」では、学生運動のリーダーと気の強い会計係を軸とした荒々しくも甘い青春が描かれる。ジャーナリスト魂を貫くルシンダ・クレメンツにマクドーマンドが扮し、彼女の友人の息子でカリスマ性を放つ学生運動のリーダー、ゼフィレッリ・Bをシャラメ、会計係のジュリエットをクードリが演じた。
予告編には意見を対立させるゼフィレッリとジュリエットに、ルシンダが「言い争いより愛し合うのよ」と助言するシーンなどを収録。映像とあわせて新たな場面写真とメイキング写真も解禁された。
本作で初めてアンダーソンの作品に参加したシャラメは「ネジや針金の1つひとつが機能し、それぞれの部署のスタッフの誰もが協力しています。監督はもちろんいつも刺激的です。舵取り役としては手強いところもあります。というのは、俳優陣とスタッフはボヘミアンのサーカス集団のような雰囲気だからです。でも、すべてが機械仕掛けのように回っていきます。全員が監督の構想のもとに団結し、それを叶えるための献身を惜しみません」と振り返っている。
「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊」は1月28日より全国ロードショー。ビル・マーレイ、ベニチオ・デル・トロ、エイドリアン・ブロディ、ティルダ・スウィントン、レア・セドゥらもキャストに名を連ねる。
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