櫛木理宇の小説を原作とする「死刑にいたる病」は、連続殺人犯からある学生のもとに届いた手紙から物語が展開していくサイコサスペンス。24件の殺人容疑で逮捕されたが最後の事件を冤罪だと訴える榛村大和を
岩田が演じたのは、雅也の行く先々に現われる謎の男・金山一輝。岩田は「あまり多くは語らない役柄でもありましたので、感情を自分の中で明確にして臨みました」とコメントした。雅也の母・衿子に扮した中山は「原作を読んで、これを如何に映像化するのだろうかと演じる前から期待が膨らみました」と語る。白石は、岩田と中山の参加について「岩田さんとは長い付き合いになりそうです。そして、憧れの中山さんを演出する日がくるなんて思いもしませんでした。カメラの中に立つと世界を一瞬にして映画にしてくれる存在感でした」とつづった。
また2点の場面写真も到着。顔の半分が隠れるほどの長髪に異様な雰囲気をまとった金山と、義母の四十九日で沈痛な面持ちを浮かべる衿子の姿が捉えられている。
岩田剛典 コメント
金山という役は、あまり多くは語らない役柄でもありましたので、感情を自分の中で明確にして臨みました。
白石監督、そして主演の阿部さんとは今作で初めてご一緒させていただき、岡田さんとは2度目の共演でしたが以前の作品では同じシーンがなかったので、一緒に芝居をさせていただいたのは初めてでした。短い期間でしたが、楽しい撮影現場でした。コロナ禍の影響で撮影が一年近く延期になってしまったり、その他さまざまな問題を乗り越えて、こうして無事完成した作品をお届けできることうれしく思っています。
中山美穂 コメント
原作を読んで、これを如何に映像化するのだろうかと演じる前から期待が膨らみました。
内容とは裏腹に公開が楽しみです。
白石和彌 コメント
いつかお仕事をと思っていた岩田さんに出ていただけたことうれしかったです。難しい役割を魂込めて演じてくださいました。またガッツリやりましょうと固く握手したのが忘れられません。岩田さんとは長い付き合いになりそうです。そして、憧れの中山さんを演出する日がくるなんて思いもしませんでした。カメラの中に立つと世界を一瞬にして映画にしてくれる存在感でした。衿子という役の奥深くに眠る仄暗い感情を見事に体現してくださいました。出ていただいてありがとうございます。
リブロ ★ブックサンタ受付中 9/22~12/25★ @libro_jp
岩田剛典と中山美穂が白石和彌の「死刑にいたる病」出演、公開は5月 https://t.co/IBotexuZiz
原作:櫛木理宇(ハヤカワ文庫JA)