「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ(HU35)」の1本「速水早苗は一足遅い」に
35歳以下を対象とした新世代の映像クリエイター発掘・育成プロジェクトである「HU35」。選出された5名のファイナリストが、制作費1000万円とプロの映画制作チームのサポートを得て、自身がプレゼンした短編企画を映像化した。上田迅が監督を務めた「速水早苗は一足遅い」は、いつもひと足遅く損ばかりしている女・速水早苗が、母の重篤の知らせと自身の失恋が重なった夜に幸運と出合い、自分を変えようと成長していく物語だ。
早苗を演じた深川は「この物語を生み出してくださった監督に改めて感謝と労いをお伝えしたいのと同時に、不器用で愛おしい人たちが新しい一歩を踏み出そうとするこのお話が、Hulu U35クリエイターズ・チャレンジという素晴らしい企画を通して、たくさんの方に届くといいな、と願っております」とコメントしている。
「速水早苗は一足遅い」には、フード配達員の柏木翔平役で
なお上田が「全てのスタッフ・キャストが僕の意見を尊重してくださり、ひとつの方向に向かっていけたことに救われました」と振り返る「速水早苗は一足遅い」には、「映画 賭ケグルイ」シリーズの小松高志と蒔苗友一郎がそれぞれ撮影と照明、「湯を沸かすほどの熱い愛」の高良真秀が編集で参加した。
「HU35」の5作品は制作過程に密着したドキュメンタリー番組とともに、2月頃にHuluで独占配信。3月の最終選考でグランプリに選ばれると、賞金100万円とHuluオリジナル新作の監督権が贈られる。
上田迅 コメント
準備期間は予算の都合もあり、脚本作りにもロケ地にも苦しみましたが、撮影中は全てのスタッフ・キャストが僕の意見を尊重してくださり、ひとつの方向に向かっていけたことに救われました。本当に皆さんがこの作品を良くしようと考えてくれて、インからアップまでずっと楽しかったです。主演の深川さんは、過去に出演された作品を拝見していて、速水早苗役にピッタリだと思っていたので、オファーを受けていただきとても嬉しかったです。お互いに意見を出し合いながら「速水早苗」を一緒に作っていけたと思いますし、真摯に取り組んでいただいて感謝しています。深川さんの受けの表情が、ずっと見ていたくなるほど素敵なので、つい泣き芝居を何度もお願いしてしまい、翌日、深川さんの目がパンパンに腫れていました。反省しています(笑)。(クランクアップを前にして)「まだ終わりたくないな」と思いました。今回のチームの皆さんを好きになり過ぎて、ラストカットは無意味にもう一回やろうかなと本気で悩みました(笑)。また絶対にご一緒したいので、もっと精進しようと思います。
深川麻衣 コメント
撮影期間は数日でしたが、不思議と1ヶ月近くに感じるほど毎日がとても濃厚でした。
上田監督と話し合いながら早苗らしさを想像していく時間はとても楽しかったです。今回、この物語を生み出してくださった監督に改めて感謝と労いをお伝えしたいのと同時に、不器用で愛おしい人たちが新しい一歩を踏み出そうとするこのお話が、Hulu U35クリエイターズ・チャレンジという素晴らしい企画を通して、たくさんの方に届くといいな、と願っております。
泉澤祐希 コメント
上田監督は、役者のことをよく見ているという印象がありました。あるシーンで、僕は演技について少し迷っていたのですが、口には出さなくても、監督が僕の迷いを解決するきっかけをくれました。
上田監督は、年齢もあまり離れていないので、コミュニケーションが取りやすく作品の相談がしやすかったです。本作は、誰もが感じたことのある「一足遅い」という感覚が描かれています。そんな感覚を持っている方々に見てもらえたら嬉しいです。そして、この作品が一歩踏み出すきっかけになれたら嬉しいです。
佐野岳 コメント
この作品は、それぞれの幸せの見つけ方を、押し付けがましくなく、寄り添って道案内してくれるような優しい作品だと思います。衣装合わせの早い段階で、上田監督から裏設定を聞き、撮影に入る前からすでにワクワクしていました。監督自身が前のめりに、作品やスタッフ、そして俳優部の僕たちに接する姿を見て、モノづくりの本来在るべき在り方を改めて感じることができました。作品に携わった全員がその監督の想いに突き動かされていた印象です。全員がグランプリを目指して、一生懸命撮影に臨みました。このようなエネルギッシュな企画に参加できてとても光栄です。
関連記事
深川麻衣の映画作品
関連商品
佐野岳 @oxgakuox
情報解禁!!👏
「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ(HU35)」の1本
#上田迅 監督の
「速水早苗は一足遅い」
に出演します!
皆さんお楽しみに!!^ ^
https://t.co/d8jEVKYkjV