Netflixオリジナルアニメシリーズ「Arcane アーケイン」のシーズン2製作決定を記念した同時視聴&オンライントークライブが12月5日に行われ、日本語版の声優である
プレイヤー人口1億人超のオンラインゲーム「リーグ・オブ・レジェンド(LoL)」から生まれた「Arcane アーケイン」。豊かで魔法技術が進歩した地上都市ピルトーヴァーと、暴力が支配する地下都市ゾウンの対立によって離ればなれになった姉妹、ヴァイとパウダー(ジンクス)の運命が描かれる。
英語版のオリジナル声優でもあるMIYAVIは、日本語版でもゾウンの闇市を取り仕切るリーダーの1人、フィン役を続投。「アニメのアフレコ経験はほぼゼロなので緊張しました」と収録を振り返り、提供した楽曲について「1年以上かけて制作しました」と胸を張る。ゾウンの若きリーダーであるエコーに声を当てた畠中が「登場人物の感情表現がセリフだけではなく、画だけでも胸に迫ってくる。ヴァイとパウダーが別れるときはつら過ぎて涙が止まりませんでした」と話すと、MIYAVIは「各エピソードに必ず泣きポイントがある。僕も娘と一緒に泣きました」と明かした。
ゲーム版でもヴァイの声を担当した小林は「15歳の頃から大人になるまでを演じることができたのは幸せ。アフレコが終わった日に改めてヴァイが経てきた道のりについて考えたりして……」と述懐。彼女がヴァイのセリフ「言うこと聞いて、カップケーキ。もう終わり、帰るんだ、あの、立派なお屋敷に。あたしのことは、忘れて」を生披露すると、MIYAVIは「普段のおとなしい小林さんとのギャップがすごい!」と驚いていた。
佐藤は自身が演じたシルコについて「途中まではヴィランだと思っていたけれど、実は子育てに奮闘するシングルファーザーだった。よく見ると目も優しい」と愛着を口にし「アニメのオリジナルキャラクターでしたが、実際にゲームに登場することが決まりました! それが公式から発表されたときは、上から3番目くらいの早さでリツイートしました」と喜ぶ。さらにシルコをイメージしてピンク色に染めた前髪について触れ「この髪の毛で公園を散歩していたら中学生に喧嘩を売られました。シルコのオーラが出ちゃったみたい。もちろん走って逃げました」と話した。
畠中は「携わっている人たちの熱量が作品を動かしていることがわかった。これからも世界規模で続いていくので、ここ日本でも盛り上げていきたい!」と期待。MIYAVIも「世界のトップレベルが作った作品として後世に残る作品。社会的なメッセージ性もあり、僕らが直面している問題も描かれている。ゲームを知っていても知らなくても誰もが楽しめて感情移入ができる作品です」と作品の魅力をアピールした。
「Arcane アーケイン」はNetflixにて全世界配信中。
関連する特集・インタビュー
雨のひ @ame_mube
「Arcane」MIYAVI、小林ゆうのセリフ生披露に「ギャップがすごい!」 - 映画ナタリー
#マイナタリー
https://t.co/Tz8GNFHdf5